(司会は林茂樹・棋聖戦第3局開催実行委員会委員長が務める)
(宇野統彦・棋聖戦第3局開催実行委員会副委員長が開会の挨拶)
「羽生棋聖には今年4月、講演のために沼津にきていただきました。大ホールが満員になり、立ち見も出るほどの盛況でした。本日も、北海道から沖縄まで、たくさんの方においでいただいております。サンケイツアーズの観戦ツアーにご参加の皆さまも含め、最後までお楽しみいただければ幸いです」
(堀晃和・産経新聞社東京本社文化部長の主催者挨拶)
「私は昨年もごあいさつさせていただきましたが、今年も大勢の方にお集まりいただきました。ここに来ると将棋熱の高まりを実感します。将棋界のレジェンドである羽生棋聖、いま最ものっている棋士の豊島八段、明日の第3局は大変注目されると思います。
羽生棋聖は将棋年鑑のアンケートで、「世の中で最も怖いものは何か」という問いに「常識」と答えておられました。かっこいいです。豊島八段には先ほど聞いてみましたが、「何と書いたか忘れてしまいました」とのことで、怖いものはないのかもしれません。明日はお二人から常識をくつがえすような手が出るのではないかと期待しております」
(日本将棋連盟の鈴木大介九段)
「着席形式で360人もご参加いただいた前夜祭は、私も記憶にございません。静岡、沼津の将棋熱を感じます。棋聖戦は産経新聞社さまの主催で、今年からヒューリック株式会社さまにも特別協賛としてお力添えいただくことになりました。棋聖戦がますますパワーアップしていくものと思っております。また、この沼津対局では、日本将棋連盟沼津支部さま、第89期将棋棋聖戦第3局開催実行委員会さまが主催に加わり、多数のご後援もいただいております。ご尽力いただいた皆さまに感謝申し上げます。将棋連盟としても、棋聖戦を盛り上げていきたいと思っております」
第3局主催:産経新聞社、公益社団法人日本将棋連盟、日本将棋連盟沼津支部、第89期将棋棋聖戦第3局開催実行委員会
特別協賛:ヒューリック株式会社
第3局後援:沼津市、沼津市教育委員会、沼津商工会議所、沼津市商工会、NPO法人沼津観光協会、一般財団法人沼津倶楽部、公益社団法人沼津牧水会、株式会社プロジェクトN
(頼重秀一・沼津市長より歓迎の挨拶)
「羽生棋聖、豊島八段、来賓の皆さま、市内外からお越しの皆さま、ようこそ沼津においでくださいました。心から歓迎いたします。また、6年連続で棋聖戦を沼津で開催していただき、感謝申し上げます。会場の沼津倶楽部は、国の有形文化財に登録され、その周囲は千本松原という素晴らしい景観に囲まれています。ここで対局が行われるのは、沼津市民として誇りに思います。明日の一戦を通じて将棋を愛する方が増え、それにあわせて、沼津の素晴らしさもPRできればと願っております」
(康太)