激しい流れ
豊島八段が対局再開直後に指した▲４五桂に対し、羽生棋聖は△８六歩と突きました。
以下、▲同歩△５六銀▲同歩△６五桂と羽生棋聖は積極的に動きました。
副立会人の斎藤慎太郎七段は、「激しい流れになりましたね。自然な手は▲６六銀ですが、△４五銀▲同歩△３六桂などの攻めが見えます。もう穏やかにはならないです。羽生棋聖はゆっくりとした手を選ぼうと思えば選べたかもしれませんが、△３五歩（42手目）から動いたからにはいくしかないと判断したのかもしれませんね」と話しました。
（継ぎ盤に向かう斎藤慎太郎七段。14時から大盤解説会に出演する）
（翔）