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2016年7月

2016年7月13日 (水)

揮毫

Dsc_0130 (昨日、検分後に両対局者は揮毫を行った)

Dsc_0157 (久保九段が揮毫する。それを見る永瀬六段)

Dsc_0164 (永瀬六段は「不倒」と揮毫)

Dsc_0168 (完成!)

(吟)

玉若酢命神社へ

Dsc_0019 (昨日、隠岐空港に到着すると一行は玉若酢命(たまわかすみこと)神社に向かった)

Dsc_0034 (樹齢1000年以上といわれている八百杉の前で、話に聞き入る両対局者)

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Dsc_0063 (手を合わせる永瀬六段)

(吟) 

午前のおやつ

Dsc_0521 (午前のおやつ、羽生棋聖は「どら焼き」と「抹茶」を注文)

Dsc_0526 (永瀬六段は「どら焼き」と「プリン・ア・ラ・モード」に「アイスコーヒー(氷なし)」を注文した)

Dsc_0524 (プリン・ア・ラ・モードの器がなんとも可愛らしい)

和菓子は島の老舗和菓子店「お菓子司 秀月堂」、洋菓子は町の人気洋菓子店「プチ ガトー」より。

(吟)

9時40分の控室

__kifu_for_windows_pro_v6_64_06__tx 戦型は永瀬六段が先手だった第2局と同じく矢倉になった。永瀬六段は早囲いを見せる。

【第87期棋聖戦五番勝負 第2局】
http://live.shogi.or.jp/kisei/kifu/87/kisei201606180101.html

Dsc_0513 (井上九段と菅井七段が師弟で検討。その様子を久保九段と山口恵女流二段が見る)

Dsc_0514
(吟)

開始直前の対局室

Dsc_0457 (羽生棋聖は8時51分に対局室入り)

Dsc_0465 (タイトルホルダーの羽生棋聖が駒袋を開ける)

Dsc_0467 (駒を並べる永瀬六段)

Dsc_0492 (駒を並べ終え、気息を整える両対局者)

(吟) 

第4局 対局開始

Dsc_0496 (定刻の9時、深々と一礼して対局開始)

Dsc_0501 (初手▲7六歩を着手する永瀬六段)

Dsc_0508 (羽生棋聖の2手目は△8四歩)

(吟)

おはようございます

2014saito

2013nakamuramomoko
本日のニコニコ生放送、解説は斎藤慎太郎六段。聞き手は中村桃子女流初段が務める。

【棋聖戦第4局 ニコニコ生放送】
http://live.nicovideo.jp/watch/lv262965995

Dsc_0452 (羽衣荘2階からの風景。今日の隠岐の島は小雨。波は穏やかだ)

おはようございます。棋聖戦第4局は9時対局開始です。本日もよろしくお願いいたします。

(吟)

2016年7月12日 (火)

第4局 大盤解説情報

現地大盤解説

7月13日(水)

ストリーミング中継 10時から。
解説会        13時30分から対局終了まで

会場 羽衣荘

解説者 井上慶太九段、久保利明九段、菅井竜也七段。

聞き手 山口恵梨子女流二段、伊藤明日香女流初段

入場無料

Dsc_0141 
東京・将棋会館

7月13日(水)

会場 東京・将棋会館 2階研修室

16時30分開場 17時開始

解説者 渡辺明竜王

聞き手 藤田綾女流初段

入場料 一般2000円

関西将棋会館

7月13日(水)

会場 関西将棋会館2階

解説者 長沼洋七段

聞き手 山口絵美菜女流2級

入場料 一般1500円

Dsc_0448 (前夜祭は1本締めで終了)

本日の更新は以上です。明日の棋聖戦第4局をお楽しみに。

(吟)

前夜祭 お楽しみ抽選会

Dsc_0433 (前夜祭会場では棋聖戦記念扇子やサイン色紙が当たるお楽しみ抽選会が行われた)

Dsc_0438

Dsc_0441 (中締めのあいさつは室﨑隆司・島根隠岐支庁長)

「隠岐は火山島でございます。日本海の荒波に揉まれて、険しい自然美がございます。また、冬には欠航する船もあるぐらいに厳しい環境に置かれています。ただ、ここに住んでいる人たちは、隠岐は人情の島といわれるように、暖かい気持ちを一人一人が持っているところでございます。明日、対局がございますけれども、隠岐の自然のように厳しい試合になるのではないかと思いますが、対戦が終わりましたあとは、羽生棋聖、永瀬六段が隠岐らしい人情溢れる暖かい気持ちで終われることを願っております」

(書き起こし・八雲、写真・吟)

前夜祭 明日の見どころ

Dsc_0391_2 (両対局者が退室すると、棋士が登壇し、明日の見どころを語った)

伊藤「それでは、よろしくお願いいたします。明日の対局の見どころなどを一言うかがえればと思います。まず井上先生、明日の見どころはいかがでしょうか」
井上「明日は永瀬さんが先手番で。羽生さんはいままで棋士になって以来の、ちょっとこうピンチかなと思っているんですけど、ここ一番で羽生さんがどういった戦い方を見せるのかなと」
伊藤「戦型予想はいかがですか」
井上「それはちょっと、立会人に(笑)」
伊藤「はい。それでは久保九段お願いいたします。明日は立会人ですが、いかがでしょうか」
久保「先ほど検分をいたしまして、すごく対局場がいいところで。部屋も広いですし、海も島も見えて、対局者としてはすごくいい、力を出しやすい環境だと思います」
伊藤「では、かなりの熱戦が……」
久保「ええ、いい将棋になるんじゃないでしょうか」
伊藤「戦型予想は……」
久保「戦型は、若い副立会人に(笑)。あの、永瀬さんはタイトル奪取に王手をかけているわけですけど、タイトル奪取の手前というのは凄く緊張すると思うんですよ。私も、いま思い返しても、やっぱりタイトルを取る、取らないという瞬間が一番緊張したなというのがあるので。対局をいままで通りできるかどうかというのが、永瀬さんの中では一番の課題というか、大変なところですね」

Dsc_0398_2 (山口恵梨子女流二段と伊藤明日香女流初段は、明日の大盤解説の聞き手を務める。右は記録係の池永三段)

伊藤「ありがとうございます。そして副立会の菅井七段、明日の見どころはいかがですか」
菅井「ちょっとぼく、将棋のことあんまりわからないので(笑)。まあでも、1局目から終盤の競り合いがすごいなというのは感じます。中盤から終盤がすごい面白い将棋なので」
伊藤「戦型予想は副立会人に聞けということでしたので、是非予想をしていただければと」
菅井「これまで矢倉と横歩取りですよね。まあ、まず振り飛車という戦型はしないと思うんです。矢倉なんじゃないですかね」

Dsc_0421_2 
伊藤「ありがとうございます。続いて勝又先生、よろしくお願いいたします。明日は観戦記ということで、観戦記者として何か心構えなどはあるのですか」
勝又「対局者の表情を見るようにしていて。今日は羽田空港で待ち合わせだったんですけど、追いつめられてる羽生棋聖も、あと1勝の永瀬六段も、自然でいつもと変わらない表情で」
伊藤「では明日は楽しみな対局になりそうですね。先生は何か見どころは」
勝又「といいますか、私明日は観戦記なので、是非とも産経新聞を読んでいただきたいなと(笑)」

Dsc_0406 (左は産経新聞観戦記を担当する勝又清和六段)

伊藤「続いて、明日記録係を務めます池永三段、明日はいかがですか」
池永「明日は大きな一番なので、自分も勉強して、しっかり努めたいと思います」
伊藤「ありがとうございます。そして明日、大盤解説会の聞き手を務めます山口女流二段、よろしくお願いいたします。隠岐は初めてですか」
山口「はい。教科書で読んだことがあるぐらいで、全然わからなかったんですけど、なんて美味しいところなんだろうと(笑)。貝がすごく美味しくて、3~4個も食べてしまったんですけど」
伊藤「明日の見どころはいかがでしょうか」
山口「永瀬先生はタイトル初獲得がかかっているということで、予想は千日手です(笑)。もう一局指してくれればいいな、というぐらいの長い勝負になりそうでしょう。私たちが1秒でも長く隠岐の島にいられるように願っております」
伊藤「明日は大盤解説会、13時から行われますので、是非そちらにも足をお運びいただければと思います。それでは、本日と明日と2日間どうぞよろしくお願いいたします」

 
(書き起こし・八雲、写真・吟)

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