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2015年4月30日 (木)

双方の主張

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控室に伊藤真吾五段が再び来訪した。
「▲1八香とかわすようでは先手が少し指しにくいのかと思ったのですが、読み進めてみると難しいです。先手は玉が堅いことが主張で、角をさばける展開になれば多少駒損しても十分戦えそうです。具体的には先手は1八の香や2九の桂を取られそうですが、後手も1一の香と2一の桂が取られそう。価値としては、玉に近い後手側の桂香のほうが高いので、同じように取り合いになると玉の堅さもあって先手が良くなりそうです。後手は次の一手が腕のみせどころになりますね」(伊藤真五段)

Img_662214時50分過ぎ、控室には横山泰明六段も来訪。

Img_6624伊藤真吾五段と継ぎ盤を挟む。ふたりは桜井昇八段門下の兄弟弟子だ。

(八雲)

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