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2013年7月17日 (水)

岩室温泉を歩く

朝に降っていた雨はあがり、気温が高く蒸し暑い天気に。蝉の声を耳に道を歩くと、色とりどりの花が目に入った。草木の香りが濃く立ち込める中、200メートルほどで「霊雁の湯源泉」に到着した。岩室温泉は1713年に開湯、今年は三百周年を迎える。

・「霊雁の湯」伝説
正徳三年(1713)元旦より村の庄屋高島庄右衛門は三日三晩同じ夢を見た。白髪の老人が枕頭に立ち、「村はずれの老松の下の岩石の間に霊泉があり、これを浴すれば諸病和らぐ。」と告げた。庄屋は霊夢に見た村はずれの一体を探すと、一羽の傷ついた雁が泉流に浴して傷を癒していた。この傷ついた雁によって発見されたと伝承され、岩室温泉は「霊雁の湯」と呼ばれている。

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