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2012年6月

2012年6月 6日 (水)

18時頃の控え室

_66
桐山九段「(65手目)▲2九飛と△9八馬は予想されていなかった手です。▲2九飛は馬が6七に利いているのを嫌った手です。△9八馬では△7八馬が自然なんですが、相手の思うようにはさせないという気持ちでしょうね。形勢はどちらがいいとも言えません」

365
(18時頃の控え室)

364
(大橋三段と香川女流1級はなぜ△9八馬で△7八馬と指さなかったか調べている)

(翔)

残り20分、残り50分。

_60
▲5三桂成に考えていた中村六段は、「残り20分です」と告げられしばらく経ってから△5三同金と応じました。
席を外していた羽生棋聖は記録係の福間三段に「指されました」と言われると「あ、はい」。続けて「羽生先生、残り49分です」と言われました。両者とも残り時間が少なくなってきました。

675
(昨日の前夜祭にて。両対局者と立会人の桐山九段)

(翔)

17時過ぎの淡路島

_59


344
(▲5三桂成に△同銀▲8五歩を検討している。形勢は「まだ難しい」)

349
(17時過ぎの淡路島から見える風景)

355
(大きな鳥が飛んでいた)

(翔)

16時半頃の控え室

343
(棋士・女流棋士が全員大盤解説会場にいるため、大橋貴洸三段がひとり継ぎ盤に向かっている。大橋三段は今年4月に関東奨励会から関西奨励会に移籍した)

(翔)

指導対局

299
(淡路島で行われた子ども大会の入賞者に対しての指導対局が始まった。子どもたちは学校が終わってからホテルニューアワジに来場)

310
(「自分の将棋に集中して」「負けるのは仕方がないけど諦めるのはよくない」などアドバイスをしながら指していく畠山鎮七段)

315
(室谷由紀女流初段)

327
(一生懸命考える子どもたち)

(翔)

16時過ぎの大盤解説会

281_2
(大盤解説会には桐山清澄九段と香川愛生女流1級がゲスト出演)

289
(桐山九段)

291
(香川女流1級)

296
桐山九段「羽生棋聖が勝つやろなと思う方はどのくらいいらっしゃいますか?」

298_2
桐山九段「では、高い勝率と勢いのある挑戦者が勝つやろなという方は?」

(翔)

「その他」が正解

_53図の▲5五香を見た中村六段が長考に沈みました。「指す手がなくて困っているのではなくて、指したい手が多くて迷っているのでしょうね」とは桐山九段。

_54中村六段は「この1手に何分考えていますか」と記録係に尋ね「1時間5分です」の答えを聞いてさらに少し考えて、△4二金寄と指しました。
▲5五香の局面で大盤解説会では次の一手が出題されていました。「△4四銀」「△9四歩」「その他」の3択問題でしたが、正解は「その他」になります。

034
(朝、羽生棋聖が入室する前。瞑想する中村太地六段)

15時のおやつ

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(羽生棋聖のおやつはチーズケーキとホットレモンティー)

276
(中村六段のおやつは抹茶ケーキ、カットフルーツ、ホットティー)

262
(抹茶ケーキ。上に乗っているのはマロン)

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(カットフルーツ)

267_2
(チーズケーキ)

(翔)

扇子

169
(昼食休憩時に対局室に置かれていた、中村六段の扇子)

195
(羽生棋聖の扇子)

166
(昼食休憩までの棋譜)

(翔)

羽生棋聖の狙いはどこに

260
(桐山九段の隣に座るのは元・産経新聞社将棋担当の永松健さん。一時闘病していたが、久々に対局の現地を訪れている)

_52
図の局面を見た桐山九段はしきりに「わかりまへん」とつぶやいていました。
「▲9五角と△8四香の交換は、後手が得しているのではないかと思います。わざわざ角を手放しましたが、攻めを受け止められていますので。△6四香なんかが厳しいということなんですかねぇ、こじつけになってしまいますが……。羽生さんの次の手を見ないと、▲9五角と打った意味が見えてきません」(桐山九段)

(翔)

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