「千日手局は謎が残りましたが、羽生棋聖は自信がなかったのでしょう。
しかし、指し直し局は何がなんだかわからないという感じでして206手
までのぼる大激戦でした。深浦九段がペースを握っていたと思いますが、
2転3転致しまして最後は羽生棋聖が勝利をつかみました。最終盤の△
5四角(図)が印象に残る大熱戦になったと思います。本日はご観戦あ
りがとうございました」(屋敷九段)。
千日手局は59手。
指し直し局は206手。熱戦を繰り広げた両対局者は、
さぞかし疲労困憊だろう。
第3局は7月2日(土)熊本県
熊本市「古今伝授の間」にて
行われます。本日はご観戦あ
りがとうございました。
(吟)