終局直後のインタビュー
「あまり優勢だと思った局面はなかったです。悪い…ずっと悪いですね。勝ちを意識したのは、最後の▲3二金です。その前はちょっと足りないと思っていました。」(羽生棋聖)
「一手損角換わりを選んだのは、全く作戦ではなく、朝まで悩んでいたんです。何と悩んだかですか?いやぁ…ひみつ。ふふふ。陣形がバラバラなんでね、まとめにくいとは思っていました。△1八歩のところは、手を渡されて…わからなかったですね。最後は金をウッカリしてしまったんで…ええ、見落としです。しかし△4三桂合でもハッキリしない。泥仕合になっちゃいます。流れは少しずつ悪くなっているので、勝ちを意識した局面は…無かったです。まあ、しょうがないですよね。」(木村八段)
(烏)