12年ぶりの宝荘ホテル対決
平成9年棋聖戦第4局で、ここ「宝荘ホテル」で棋聖位を争った屋敷九段と三浦八段が12年の月日を経て再戦することになりました。
局面は本局の44手目に指定。一手30秒のガチンコ勝負です。
図からの手順は以下の通り。
▲6八銀△6二金▲4六飛△5二玉▲8五歩△6四銀
▲8三馬△7二金▲5六馬△7五歩▲8四歩△7六歩
▲8五桂△8二歩▲6六馬△6二金▲8三歩成△同 歩
▲8二歩△7三桂▲8一歩成△同 飛▲7三桂成△同 金
▲7六馬△5四桂▲3六飛△7四金▲7七馬△6五金
▲4五桂△7一飛▲7六歩△5五銀▲3三桂成△同 銀
▲4五桂△3四歩▲3三桂成△同 金▲5六銀△6六桂打
▲同 歩△5六金▲同 歩△6六桂▲4八玉△7八桂成
▲同 馬△6六銀▲4五桂△7六飛▲8七馬△7九飛成
まで三浦八段の勝ち
最後はかっこいい決め手を放ち、三浦八段が12年前のリベンジを果たしました。
「2、3筋の壁を解消できなくて…」(屋敷九段)
「早い将棋だと、こちらが勝ちやすいような気がします」(三浦八段)
(烏)