島九段「これはいい手です。羽生さんは一点差ゲームに強いので、木村さんは離して勝とうという方針なのでしょうね。」
豊川七段「△9一飛に▲9二歩と打たれて…これは厳しい。▲9三桂は木村さんらしい手でした」
阿久津七段「(控え室に戻ってきて)あれ?▲9三桂!これは終局が早いかもしれませんよ」
島九段「ええ、投了もあり得るかもしれません。しかし羽生さんですからね、何かひねり出してくれるでしょう」
豊川七段「進みましたね。△9一飛に▲8三銀成!渋い!うーん、自分だったらもう△3五歩から動いちゃう」
(烏)