戦型予想など
藤井「そういえば飯塚さん。今期棋聖戦の予選で私たち激突しましたよね?」
飯塚「ええ、負けました。根に持っておりますので(笑)」
藤井「そこで私が勝ったので、今日は私が正立会人です」
飯塚「そんな重要な一局だったんですね!」
藤井「さて戦型予想ですが、木村さんが先手だった場合は、だいたい居飛車。」
飯塚「羽生さんは七つの戦型を持つ男と言われていますが…」
藤井「実はですね。昨年も立会人をやらせていただいていまして、そのときになんと羽生さんは四間飛車だったのですよ。」
飯塚「それは藤井さんが立会人だからということで?」
藤井「ええ、ええ、おそらく…いや、もちろんそうです。」
飯塚「それを踏まえまして、私は矢倉を予想します。藤井さんは最近、矢倉の大家なので。」
藤井「やはり四間飛車ですよ。私は四間飛車だと思います」
青野「タイトル戦を通じて、地域の活性、親子のふれ合い。将棋をそういったものに活用してほしいと思っています。と、ここまでは理事としての話です」
深浦「あ、ここからが本番ですね(笑)」
青野「ええ、そうです(笑)。戦型ですが、羽生棋聖が先手という仮定であれば、相矢倉か、木村八段の後手番一手損角換わりになると思います」
深浦「(関係者からの終局予想の質問に)…少なくとも手数に関しては、木村八段は粘り強いので棋譜用紙を何枚も用意していただいたほうがよさそうです」
(烏)