カテゴリ「第29期竜王戦七番勝負第2局」の記事 Feed

2016年10月28日 (金)

ご観戦ありがとうございました

第29期竜王戦七番勝負第2局▲渡辺明竜王-△丸山忠久九段戦をご観戦くださりありがとうございました。
丸山九段が勝ち、七番勝負は1勝1敗のタイになりました。第3局は11月7・8日に山形県天童市「ほほえみの宿 滝の湯」で指されます。第3局もお楽しみに。

20161028_kifu1 (本局の棋譜)

感想戦(2)

20161028_kanso1 (感想戦の様子)

20161028_kanso2

20161028_kanso4 (感想戦は19時17分ごろ終了)

20161028_kanso3 (感想戦後に丸山九段はインタビューを受ける)

感想戦(1)

20161028_maruyama8 (勝った丸山九段)

20161028_maruyama10

20161028_watanabe6 (渡辺竜王は敗れたが、笑顔を見せることも。1勝1敗となり、残り5局を戦う)

終局直後

20161028_syukyoku1 (終局直後の対局室)

丸山九段「最後までよくわかりませんでした。具体的に悪くなる順もわかりませんでしたが、見落としたらいっぺんに負けになりますので。次の将棋も全力を尽くして頑張ります」

20161028_maruyama9 (終盤を競り勝った丸山九段)

渡辺竜王「思いきって攻めていきましたが、封じ手のあたりは少し攻めが無理だったかと後悔していました。午後になって攻めが足りなくなったと思います。振り出しなので、またここから頑張ります」20161028_watanabe5 (敗れた渡辺竜王)

丸山九段が勝利

98第2局は丸山九段が98手で勝ち、1勝1敗のタイに戻しました。終局時刻は18時37分。消費時間は▲渡辺7時間40分、△丸山7時間58分(持ち時間は各8時間)。第3局は11月7・8日(月・火)に山形県天童市「ほほえみの宿 滝の湯」で指されます。


18時15分ごろの控室と大盤解説会

20161028_hikaeshitu9 (控室の見解は後手勝ちで固まっている。関係者がモニターを見守る)

20161028_ooban5 (大盤解説会では、90手目△7六銀に▲4三銀(参考図)とした局面で先手玉の詰みを考えていた。王手は続くが、先手玉に詰みはないようで「いや、錯覚でした」と中村太六段。いきなり先手玉は詰まなくとも、控室では△4一飛▲同と△2二玉で後手玉は詰まず、先手玉が詰めろになる。それで後手勝ち筋といわれていた)

20161028q

局面は最終盤へ

20161028p

図は82手目△5五角まで。先手が▲4三銀と攻めるのは△同金▲同飛成の局面が△8八銀からの王手が危険なうえに△2二玉と逃げられても大変そうです。
渡辺竜王は17分使って▲6四飛。これには△7六桂▲8七金△7五桂▲7六金△8七歩と攻めると予想されています。穴熊の先手玉にも詰めろがかかるようになりました。

中村太地六段に聞く

20161028o

17時30分現在、局面は81手目▲4四同飛まで進みました。先手が攻めていますが、後手の反撃が厳しいため、先手よしの変化は見つかっていません。


20161028o_2

大盤解説会の休憩中に、中村太地六段に話を聞きました。
中村太六段「個人的に△8四桂(76手目)に驚きました。ですが、進んでみると後手がよく感じます。さかのぼって、▲4一銀(75手目)のところで▲2三歩や▲4九飛も有力だったなとあとから思いましたが、△8四桂がいい手でした。△8七歩自体は見えるのですが、△8四桂との組み合わせは『これで間に合うの?』という感じでした。丸山九段の判断がすごいなと思います。一手一手に選択肢があって、どれも難しい。濃い内容で、面白い将棋です」

17時10分ごろの大盤解説会

大盤解説会では形勢は後手よしと見られていました。手順が難しいながら、各所での検討も後手よしという見解が多くなってきたようです。

20161028_hikaeshitu8 (大盤解説会は80人以上のファンが観戦している)

鈴木八段の17時の見解

20161028m

局面は78手目△2四馬まで進みました。鈴木八段に見解を聞きました。

鈴木八段「全体的に駒損の先手が攻めて、後手が受ける展開が続いています。▲3三同馬(59手目)は意表の攻めでしたが、ほかは自信がなかったのでしょう。
 後手がギリギリの攻め合いに持ち込んでいます。私は先手がいいと思っていましたが、調べてきて難しいということが分かってきました。丸山九段はほぼノーミスで進めているのではないでしょうか」

カテゴリ