カテゴリ「第28期竜王戦七番勝負第3局」の記事 Feed

2015年11月 6日 (金)

ありがとうございました

以上で本局の中継は終了致します。ご観戦いただき、誠にありがとうございました。
第4局は11月19・20日(木・金)、福島県福島市「吉川屋」にて行われます。

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渡辺棋王、大盤解説会場へ

感想戦終了後、勝者の渡辺棋王が大盤解説会場へ向かいました。
交通連絡の関係がある中、会場には30人ほどの将棋ファンが残り、拍手で出迎えました。

P1300831_eo00 (渡辺棋王)

P1300855_eo02 (山崎八段と村田女流二段が、対局者が感想戦を行っている間も解説を続けていた)

P1300833_eo01 (軽快なやりとりで、本局の要所や、控室の検討内容に触れた)

感想戦(2)

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P1300805_e_heya03 (感想戦は19時40分まで行われた)

感想戦(1)

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局後インタビュー

【渡辺明棋王】

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――うまくいったあと、結構もつれたようにも見えました。

ちょっといいかなと思っていたのですが、そもそも形勢判断がおかしかったかもしれない……。 △5二銀(70手目)と引かれて竜が取られるのを見落としていたので、そこはもう、いっぺんに負けにしたかなと思っていました。

――それでも勝ちになった理由は。

本譜の順で折り合いがついていたのは、幸運だったというか。まぁ、全然読んでいた手順ではなかったのですが。

――ハッキリと手応えを感じたのは、かなり遅いと。

そうですね。最後の▲1六馬(119手目)が詰めろなら受けはないと思ったので、そこでようやく勝ちになったかな、とは思いました。 それまではちょっと怪しいというか、入玉されそうな形だったので分からなかったです。

――これで2勝1敗になりました。次局以降については。

継続できるように頑張っていきたいと思います。

【糸谷哲郎竜王】

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――この将棋はいかがでしたか。

指せば難しいと思っていたのですが。途中で2~3回ミスが出たので……。

――途中でよくなったりとか感じたところは。

▲7四歩(75手目)と合わされたときに、△8四桂と打っておいたほうがよかったかもしれませんね。 ちょっと、さすがにそんな手はないだろうと思って嫌になってしまったんですけど、しかし打っておくべきだったかもしれません。

――それ以降は苦しいと。

△8六桂が入らない(81手目付近)のをうっかりしていて。粘ってはいたのですが、最後まで苦しかったです。

――序盤は見かけない作戦でした。

元々ある形よりもちょっとだけ得をしますが、ちょっとの得だと全然引っくり返らないんですかね。

――次局以降については。

次は先手番なので、そこでどうなるかなと。まぁ気を取り直して頑張ります。

終局直後の様子

P1300728_e_wata00 (渡辺棋王は白星先行)

P1300737_e_ito00 (敗れた糸谷竜王は1勝2敗となった)

P1300751_e_heya00 (終局直後の対局室の様子)

渡辺棋王が2勝目を挙げる

Photo_3 竜王戦3局は18時43分123手で渡辺棋王勝ちとなりました。消費時間は▲渡辺7時間55分、△糸谷7時間49分。

本局の結果、渡辺棋王がシリーズ成績を2勝1敗としました。第4局は11月19・20日(木・金)に福島県福島市「吉川屋」で行われます。

検討風景

P1300695_hikae01 (師弟検討)

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P1300711_syukyokumadika (終局間近といわれ始めると、継ぎ盤前の棋士や関係者が立ち上がった)

粘るか、食いつくか

20151106_10018時10分頃、手数が100手に達しました。残り時間は▲渡辺18分△糸谷26分。控室の見解は先手よしです。

P1300693_ooban1810 (長沼七段と宮本四段が大盤解説中だ。将棋ファンたちが食い入るように見ている)

流れが揺れる

20151106_97渡辺棋王が堅陣を生かして攻めますが、ここで△6九銀の反撃が「意表を突かれました」と検討陣。少し前の局面で「後手が投了級です」との見解を示していた船江五段は、このタイミングの反撃で「急に先手を持ちたくなくなりました」とのこと。突然詰む形になりやすいこと、△7八銀成▲同玉△7七歩▲同金の変化になれば3五馬を追いにくくなること(たとえば△4五馬が王手)、これらが懸念材料だそうです。

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P1300688_hikae_kubo (「▲4六桂が、意外と利いていないのでは」と久保九段)

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