カテゴリ「第24期竜王戦七番勝負第2局」の記事 Feed

2011年10月26日 (水)

ご観戦ありがとうございました

_53【杉本昌隆七段の総評】
「両者とも力の入った大熱戦でした。封じ手直前の丸山九段の▲1五歩から▲3五歩は新手筋で、結果的には成功してないようでも、途中はむしろ先手ペースかと思いました。

_86_2また、渡辺竜王の手で印象に残ったのは、何といっても86手目の△4三金、そして88手目の△8九竜です。柔軟さと鋭さの見事なコンビネーションで、本局の勝利を決定づける2手と言えるでしょう。

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_89このように隙のない渡辺竜王ですが、本局では丸山九段も終盤の▲5五銀など、持ち味のしぶとさを発揮していました。一番勝てば流れも変わります。
第3局ではさらなる熱戦を期待します。個人的には、丸山九段の切り札、後手番横歩取りがどこで出てくるかに注目しています。ご覧になっていただいた皆様も本日はありがとうございました」

本局の模様を最初から時系列でご覧になりたい方は「第24期竜王戦七番勝負第2局」(10月24日14時56分投稿)から順にご覧ください。

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(2011年10月18日撮影)


感想戦(4)

324
(丸山九段)

325
(渡辺竜王)

326
(丸山九段)

331
(井上九段)

333
(渡辺竜王)


感想戦(3)

306
(渡辺竜王)

307
(盤上)

310
(丸山九段)

313
(感想戦を見つめる、観戦記担当の池田将之さん)

317
(渡辺竜王が変化を指差す)

感想戦(2)

297
(感想戦を見る、東和男七段、山崎隆之七段、菅井竜也五段、福間健太三段)

298
(検討は終盤戦に入っている)

300
(首を突き出して考える渡辺竜王)

302
(丸山九段)

感想戦(1)

276
(渡辺明竜王)

284
(丸山忠久九段)

291
(棋譜用紙を記入する弟子・慶田三段を心配そうに見守る井上九段)

296
(闇夜にうっすらと浮かぶ太陽の塔)

終局直後のコメント

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終局直後、両対局者にインタビューが行われました。発言要旨は以下の通り。

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【渡辺明竜王】
「1日目からかなり力戦のような将棋になった。作戦的にどうだったか分かりません。攻め合いで勝ちとはっきりしたあたりで勝ちを意識した。(2連勝スタートですねの質問に)引き続き頑張りたい」

278
【丸山忠久九段】
「難しいと思ったが、香を取られるので余される可能性もあると思った。足りなければ、作戦が失敗しているのかも。(終盤でチャンスがあったという感じでもなかった?の質問に)そうですね」

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(感想戦が始まった)

渡辺竜王勝利。2連勝で防衛に近づく

Ryuou20111025_104 渡辺明竜王に丸山忠久九段が挑戦する第24期竜王戦第2局は18時12分、104手で渡辺竜王が勝ち、2連勝となりました。終局時刻は18時12分。消費期間は丸山7時間59分、渡辺7時間13分。第3局は11月8・9日(火・水)、富山県黒部市「宇奈月国際ホテル」にて行われます。
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(本局の棋譜)

丸山、1分将棋に

_9318時過ぎ、図の▲4三角成から丸山九段は1分将棋に入りました。

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(今月22日、太陽の塔を見上げる)

終盤の検討

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(変化局面で先手玉の詰みを考える検討陣。手前は福間健太三段と菅井竜也五段。上から覗き込むのが淡路仁茂九段)

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(2011年7月撮影)

渡辺竜王寄せに出る

Ryuou20111025_89 丸山九段が▲5五銀と頑張ったところ。ここで△5八銀▲6六玉△7八竜が▲8二角成に△6七龍▲7五玉△6五竜▲同玉△7四銀▲6六玉△6七金▲5六玉△4四桂▲同銀△6四桂▲5五玉△5四歩▲6四玉△6三香(参考図)までの詰みを用意しています。

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