2018年12月 5日 (水)

終局直後

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■羽生善治竜王

――3勝2敗となり、タイトル通算100期まであと1勝となりました。
羽生 目の前の対局に集中していたので、あまり意識していませんでした。
――本局は矢倉になりましたが。
羽生 作戦でした。形勢判断が微妙な感じが、ずっと続いていたと思います。ずっとはっきりしないと思ってやっていました。
――勝ちを確信されたのは。
羽生 ▲3五歩(127手目)と打ったところで、初めてよくなったんじゃないかなと思いました。
――第6局に向けての抱負をお願いします。
羽生 しっかり調整して、いいコンディションで次の対局に向かいたいと思います。

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■広瀬章人八段

――一局を振り返っていかがでしょうか。
広瀬 あまり類型のない将棋だったと思います。▲2七角(49手目)と打たれて意表を突かれて、そこから守勢に立たされる展開になってしまったので、ちょっとずつ模様が悪いかなと思っていました。
――第6局に向けての抱負をお願いします。
広瀬 あとがなくなってしまったのですが、次はもう少し内容のいい将棋にできればと思っています。