2014年8月15日 (金)

角の打ち合い

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46手目△2四同歩の後、▲4五桂△4四銀▲4六角△5一角▲2五歩△同歩と進みました。

この▲4六角△5一角の打ち合いは部分的に前例があり、その代表局のひとつに第4期(1991年)竜王戦七番勝負第5局▲谷川浩司竜王-△森下卓六段(肩書は当時)があります。

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参考図の▲5九角がその局面で、以下△4三金右▲6五銀右△同銀▲同銀△5五角▲7七銀と進んで先手が勝ちました。

本局では糸谷六段が▲2五歩△同歩と2筋を攻める展開を選んでいます。

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(控室のモニターで進行を見守る大石直嗣六段と山崎隆之八段。2人は糸谷六段と同じ森信雄七段門下である)

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(香川愛生女流王将は「今日はスイーツ担当の代理で」とレモンケーキの差し入れを持参)