2019年7月 8日 (月)

Photo_50(木村九段は受けの強さを発揮して勝利)Photo_51(佐藤九段は猛攻をかけたが、届かなかった)

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Photo_54(感想戦は30分ほどで終了した)

以上で本局の中継は終了となります。ご観戦いただきまして、ありがとうございました。次回の決勝トーナメントは、7月22日(月)の永瀬拓矢叡王-鈴木大介九段戦になります。どうぞお楽しみに。

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132手目△6五桂に対する切り返しは難しかったでしょうか、実戦は図の局面まで進んで攻守が入れ替わり、後手が勝勢になったようです。木村九段が中盤での辛抱を実らせ、勝ちに近づいています。

20190708i_2終盤に入りましたが、優劣不明の激戦が続きます。図の▲4二同銀不成は後手からの△8八銀成を牽制しつつ後手玉に迫った手ですが、対する木村九段の△6五桂(下図)が鮮やかな返し技。

20190708j_27七銀を狙いつつ、7三に退路を作っています。佐藤九段はどのように切り返すか。終盤の勝負どころを迎えました。

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時刻は21時30分を過ぎ、木村九段は攻防の飛車を打ちました。さらに△7九銀が回れば先手陣もいよいよ危なくなってきます。佐藤九段としては、その余裕を与えずに厳しく迫りたいところでしょうか。残り時間は▲佐藤天九段27分、△木村九段32分と、ほとんど互角です。

20190708c_3さらに進んで図の局面。木村九段は穴熊の猛攻を受け続け、いかにも危険な状況。しかしこの底歩が強く、先手が決めるのも簡単ではありません。流れは確かに先手ですが、実際の形勢に差はほとんどなさそうです。

Photo_49 (モニターに映る両者)

20190708a_420時過ぎ、図の局面まで進みました。佐藤九段は端角を打ち、3五銀と6二玉を同時に射程に入れます。以下(1)△4四銀引には▲4五桂、(2)△4四銀上には▲4五歩、(3)△3四銀には▲4三歩成△同金▲2四飛という順で、先手の攻めが続きそうです。次第に佐藤九段のペースになってきたでしょうか。