渡辺棋王が先勝 △8二飛(投了図)に永瀬六段が投了。挑戦者決定三番勝負第1局は渡辺棋王が先勝し、挑戦権獲得まであと1勝としました。終局時刻は22時33分、消費時間は▲永瀬4時間54分、△渡辺4時間35分。第2局は8月31日(月)に東京都千代田区「都市センターホテル」で行われます。
攻め合いに出るしかないが 時刻は21時を回りました。図の△7六桂で先手陣はもはや粘りの利かない形。後は攻め合いに活路を求めるしかない状況ですが、検討陣はなかばさじを投げた格好。どうやら後手勝勢と見ていいようです。残り時間は▲永瀬55分、△渡辺48分。 21時過ぎの控室。検討は続いているが、継ぎ盤の動きは悪い。
下段に落とす寄せで後手優勢 図は20時半頃の局面。渡辺棋王は検討陣の予想外の手順で寄せに出ています。当初は明快な寄せが見つからず「意外に難しいか」と言われていたましたが、しばらくして検討陣が寄せを発見しました。「△7九とは予想外でしたが、下段に落とす寄せで鋭かったんですね。これは決まったんじゃないですか」(田中寅九段) 20時半頃の対局室モニターの映像。
一気に終盤へ 攻め続けていた渡辺棋王が、一気に終盤に持ち込む筋に踏み込みました。図から△8六飛▲8七歩が予想される進行で、そこで寄せに出ると見られています。後手玉が堅く、先手は攻め合いが望めないのが実戦的につらいところ。ただ、局面はまだまだ大変で、簡単に決まるというわけではないようです。 永田町周辺にはシャレたカフェなどが多い。