2016年10月27日 (木)

序盤の進行を森内九段に聞きました。
「解説や副立会人は経験がありますが、立会人は初めてです。一手損角換わりは丸山九段の得意戦法なので予想通りです。先手が早繰り銀にして激しくなる将棋もありましたが、腰掛け銀に進みました。しばらくは駒がぶつからず、穏やかな進行になりそうです。どういう構想になるか注目です」

20161027_moriuchi (1日目午前から継ぎ盤に向かう森内九段)

10時になり、対局室に午前のおやつが出されました。おやつは、箱根ラスクと金時まんじゅう。飲み物は、渡辺竜王がカプチーノ、丸山九段はアイスコーヒー。
坂田金時の幼名が金太郎。箱根の周辺は金太郎の伝説がいくつか残されています。

20161027_oyatu箱根ラスク金時まんじゅう。飲み物は対局者に出す直前に入れられました)

20161027a

9時に開始された対局は▲7六歩△3四歩▲2六歩△8八角成と進み、丸山九段得意の一手損角換わりになりました。
一手損角換わりというと、現在から99年前の1917年に阪田三吉贈名人・王将が土居市太郎名誉名人相手に指したことで知られます。その将棋は▲7六歩△3四歩▲2六歩△3二金▲2五歩△8八角成の進行でした。阪田優勢の将棋でしたが、逆転で土居名誉名人が制しました。