2018年6月25日 (月)

都成竜馬(となり りゅうま)五段は今期が2期目の竜王戦参加。前期はランキング戦2回戦で敗れ、昇級者決定戦に参加。3回戦の脇謙二八段戦で敗退となりました。
今期は、脇謙二八段、田中寅彦九段、星野良生四段、牧野光則五段、高野智史四段、大橋貴洸四段を破って、6組優勝。自身初となる決勝トーナメント進出を決めました。
居飛車と振り飛車、どちらも採用するオールラウンダー。最新の定跡に精通し、師匠である谷川浩司九段譲りの切れ味鋭い終盤力が持ち味です。
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藤井聡太(ふじい そうた)七段は今期が2期目の竜王戦参加。前期は6組ランキング戦を勝ち進んで優勝。決勝トーナメント進出と同時に5組に昇級を果たします。決勝トーナメントでは1回戦で増田康宏四段に勝ち、公式戦29連勝という前人未到の偉業を達成しました。2回戦では、佐々木勇気五段と対戦。自身の連勝記録更新に挑みましたが、惜しくも敗れています。
今期は5組ランキング戦で中田功七段、阿部隆八段、船江恒平六段、石田直裕五段を破って優勝。2期連続で決勝トーナメント進出と4組昇級を決めました(竜王戦2期連続昇級の規定により七段昇段)。
卓越した終盤力と容易に崩れない手堅さが持ち味の棋風です(肩書は当時のもの)。
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18戦型は相居飛車、雁木模様の駒組みに進んでいます。18手目までの局面の前例は6局あり、都成五段は先手を持って経験ある形です(第31期竜王戦6組ランキング戦、▲都成五段-△高野智史四段戦、先手勝ち)。そのときは▲3六歩から駒組みを進めましたが、本譜は▲5八金と上がりました。
27しばらく進んで、▲7九玉で前例を離れました。1局あった前例では▲4六歩△6四歩▲4七銀△6三銀▲3八飛△5四歩▲3五歩と進んで歩がぶつかってます(2018年5月、第31期竜王戦4組ランキング戦決勝、▲増田康宏六段-△三枚堂達也六段戦、先手勝ち)。ここからは未知の戦いとなります。

両対局者が着座したあと、しばらくの間を置いてから一礼を交わしました。藤井聡七段が駒箱に手をかけ、両者が駒を並べます。そのあと、振り駒が行われ、と金が4枚出て都成五段の先手に決まりました。
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本局は「御上段の間」で行われます。入室は藤井聡七段、都成五段の順でした。
Img_9270(両対局者入室前。まだ静かな時間が流れている)
Img_9274(この盤上でどのような戦いが起こるのか)
Img_9277(9時45分頃、藤井聡七段が姿を見せる)
Img_9281(しばらくして都成五段も入室した)