2019年9月 5日 (木)

13時20分、千葉幸生七段が控室に来訪。継ぎ盤の前に座り、検討が開始されました。

Photo_22 「(先手が)4筋の歩を取るかどうかは難しいです。味消しの可能性もあるので」と千葉七段。先手としては▲5八玉~▲7七桂を狙いたいとのこと。7九玉型での桂交換は反動がきついですが、5八玉型での桂交換は先手は歓迎のようです。Photo_23

Photo_24 (継ぎ盤には64手目△4四歩の局面が。▲4四同歩と取るかどうか)

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再開後の一着は△4二金右。以下▲5八銀△5二銀▲6七歩△5三銀▲4七銀△2二玉▲6九玉(2図)と進みました。豊島名人は陣形を組み替えていきます。

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細かい違いはありますが、本譜のような組み替えは今期竜王戦決勝トーナメント、▲藤井聡太七段-△豊島名人戦で見られた指し方です。対して木村九段は2図から△4四歩と反発。先手玉が接近してきた4筋からの攻めを見せました。

12時40分、対局が再開されました。Photo_18(12時30分頃の特別対局室。すでに両者は戻っていた)

Photo_19(手番の木村九段は険しい表情。再開後の一手は△4二金右だった)

Photo_20(豊島名人)Photo_21(午後の戦いが始まった)

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12時、図の局面で木村九段が7分使って昼食休憩に入りました。12時までの消費時間は▲豊島26分、△木村58分。昼食の注文は豊島名人がチキン山椒焼き弁当(鳩やぐら)、木村九段の注文はありませんでした。対局は12時40分に再開されます。

Photo_16 (昼食休憩時の特別対局室。木村九段が残っていた)

Photo_17 (豊島名人が注文したチキン山椒焼き弁当。第2局の昼食休憩でも頼んでいた)

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図は11時25分頃、豊島名人が▲6八角と打ったところです。△8六歩▲同歩△同飛の歩交換を防いだ意味ですが、千日手含みの受けの一着と見られ、「後手が打つならわかるけどねえ」と、控室では声が挙がっています。

Photo_15(豊島名人は先手番だが、受けに角を投入)