後手は入玉も視野 現地では現在、中村太七段が大盤で解説しています。図はと金を8七から8六に引いた局面。中村太七段は以下▲2三歩成△7六と▲同歩△8五銀▲2二と△7六飛を予想し、「後手は入玉も視野に入れていると思います」と解説していました。このあたりの先手の駒が消えると、後手玉の上部脱出を阻む駒が少なくなります。
すぐには決まらない 「△9五香で決めにいったと思ったんですけど、(検討してみると)すぐには決まらない」と佐藤康九段。「後手は駒得で馬もできているのですが……」と中村太七段も首をひねります。後手ペースとはいえ、先手も頑張りがきく形のようです。 (佐藤康九段は後手をもって検討中)
橋本八段の解説中継 YouTubeチャンネルの「読売新聞オンライン動画」では、14時から橋本八段による解説を現地から動画中継しています。以下のリンクからご覧いただけます。【第32期竜王戦第1局:広瀬竜王 対 豊島名人】https://www.youtube.com/watch?v=7fxiy_oc8b8 (解説は橋本崇載八段) (聞き手は伊藤沙恵女流三段)
ギアチェンジ 再開明けの一手は△9五香。▲同香には△9七角、▲同金には△8八歩成▲同玉△8六歩の狙いと思われます。香捨ては明らかにギアを上げた手で、午後の戦いはスピードアップしそうです。中村太七段は「決めにいっている感じがしますね」と話しました。 (2日目朝の広瀬竜王)