2019年11月 9日 (土)

Img_5977_2 (神戸三宮の駅前)

対局地である神戸市は、兵庫県で最大の人口を擁する市にして県庁所在地、かつ政令指定都市です。日本三大旅客港のひとつである神戸港は、国内航路や国際貿易の拠点として古くから栄えてきました。市街地は大阪湾に面し、六甲山脈がすぐ北に広がります。そのためこの地域では、北を「山側」、南を「海側」とも呼びます。
各線の三宮駅が起点となり、複数の商店街がつながるようにして大規模な商業エリアを形成。北野町山本通や旧居留地には異国情緒溢れる西洋館が建ち並び、景観を見事に彩ります。1995年に発生した阪神・淡路大震災を境に、慰霊と鎮魂の意を込めた「送り火」として、また神戸の復興を願って、旧居留地周辺ではイルミネーション行事「神戸ルミナリエ」が毎年12月に催されるようになりました。

神戸での竜王戦開催は1991年以来、28年振り2回目です。神戸市出身の現役棋士は、谷川浩司九段、藤原直哉七段、西川和宏六段、島本亮五段。同じく引退棋士は、内藤國雄九段、淡路仁茂九段、若松政和八段、坪内利幸八段、小阪昇七段、野田敬三六段。

Img_6083 (山側。街と六甲山の位置関係がよく分かる)

Img_6064 (海側。これらの景観は、神戸市役所本庁舎1号館24階の展望ロビーで楽しめる)

Img_6076 (神戸三宮フェリーターミナルが目視できた)


第3局のブログ記事において、ポートアイランド外の撮影は事前に行っております。
本記事以降、あらかじめご了承いただければ幸いです。

_49代えて▲2四歩~▲1五歩が2局指されていましたが、ここで前例を離れました。控室では谷川九段から驚きの声とともに「△4五歩と取ることになると思いますが」。脇八段も同意しますが「すぐには指せないでしょう。もしパッと指したらすごいですけどね」と応じています。

Img_7588_toyo (先に用意の一手を放ったのは豊島名人のほうだった)

_47対局開始からまだ40分ほどですが、早くも豊島名人が動いていきました。
「前例はあります(4局)けど、少し手は止まると思いますね」(脇八段)

Img_7731_h1040a (谷川九段も加わり、記者のパソコンで進行を確認している)

Img_7735_h1040b (脇田女流1級も控室に来訪。視線の先のスクリーンには現局面が映し出されている)

10時、両対局者におやつが運ばれました。
注文は、広瀬竜王が「栗羊羹」と「ホットコーヒー」、豊島名人が「フルーツの盛り合わせ」。

Img_7710_oyatu02_2 (広瀬竜王の注文。栗羊羹は今回特別に用意されたものだという)

Img_7698_oyatu01 (豊島名人の注文)

※本局で対局者に用意されるおやつや食事の写真は、すべて別に注文したものを撮影致します。

Img_7613_m06 (深々と一礼してから広瀬竜王が駒箱に手を伸ばした)

Img_7647_m07 (定刻の9時、対局が始まった)

Img_7672m08 (初手▲2六歩)

Img_7675_m09 (広瀬竜王はしばし目を閉じてから△8四歩と応じた)

Img_7679_m10 (関係者たちが退室し、記録係が中央にくる本来の形へ)