飛車VS角 図は3三にいた銀を4四に上がった局面。この手は14時42分の着手でした。5三の地点を強化して▲4五桂や▲6五桂に備えています。先手は角、後手は飛車を2枚手にする構図となりましたが、次に△3六歩という明快な狙いがある分、指し手は後手のほうが分かりやすそうです。梶浦六段はこの局面で長考に沈んでいます。 (朝の羽生九段)
手を止める梶浦六段 13時35分、この局面で梶浦六段は40分以上、時間を使っています。 飛車を逃げるなら▲3五飛しかありませんが、△4四角、あるいは△2八角の対応策を練っておく必要があります。 (朝の梶浦六段)