豊島竜王の長考 ▲2四同角に豊島竜王が長考に沈み、昼食休憩を挟んで1時間39分の長考で△7七桂成としました。以下▲同桂△6二金と進んでいます。 △6二金で前例から離れました。金上がりは▲6三桂や▲7三角を防いでいます。先手は銀桂交換の駒損なので、手番を生かして後手陣に攻めかかりたいところです。
1日目 昼食休憩時の対局室 (昼食休憩時の対局室。再開直後は、竜王戦プレミアムに申し込んだ参加者が見学できる) (現局面。盤駒は日本将棋連盟所蔵のもの) (羽生九段の玉将) (豊島竜王の王将。金銀は不動のままだ) (桂の高跳びから激しくなっている)
1日目 昼食休憩 12時30分、豊島竜王が1時間1分使って、昼食休憩に入りました。消費時間は▲羽生1時間25分、△豊島1時間53分。対局者の昼食は、羽生九段が「特選かるめら 黒印度カレー」、豊島竜王が「国産牛の網焼き“ステーキ重”温野菜添え」です。 (特選かるめら 黒印度カレー) (国産牛の網焼き“ステーキ重”温野菜添え)
佐藤康光VS森内戦?(2) (佐藤康九段がうっかりに気づいた直後、森内九段が戻ってきた)「先生、見ないでください。ひどい」 「え?」 「いや、私は後手がよいと思うんですけど」 「え、私は先手がよいと思うんですけど」 「ええ?」 「いや、何で銀を逃げないんですか?」「え!」 (竜王経験者同志が継ぎ盤を挟み、激しい変化を検討する。森内九段は先手、佐藤康九段は後手を持った。ふたりは棋風が対照的で、受け将棋で駒得を重視する森内九段に対し、佐藤康九段は超攻め将棋。最近の序盤についても意見をかわす)