2010年12月14日 (火)

Imgp2289 Imgp2290

Imgp2295 Imgp2297

乗鞍、穂高の山々が見える。対局室からも北アルプスが見える。対局者も戦いの合間に窓の
外を眺めて心を癒しているのではないか。ホテルの方に聞くと「今日は特に景色がよい」との
ことであった。

(吟)

Ryuou2010121463

羽生名人が▲4六角と打った局面。先手は角で後手陣を牽制。
角を先に手放すのは勇気がいるが打ったからにはなんらかの
戦果をあげなければならない。後手は角を手持ちにしたまま、
打つぞ・打つぞとプレッシャーをかけることができる。
▲4六角までの消費時間は▲羽生3時間27分△渡辺2時間8分。

「▲4六角は好位置ですが少し早い気もします。▲7五歩から左辺
を狙う意味と、後手の玉頭にプレッシャーをかける狙いがあります。
厳しい狙いが無いと角を先に手放すリスクが大きいですからね。ま
ずは序盤の勝負手といった気がします」(阿久津主税七段)。

(吟)

Ryuou2010121462

渡辺竜王が△4三金引とした局面だが、互いに手待ちが
難しいと見られている。角を持ちあっている局面でスキを
見せれば、打ち込みから角成りといつでも馬を作られる。
Imgp2278

立会人の桐山九段とNHK衛星放送の解説を務める
鈴木八段。

Imgp2282

Imgp2283

(吟)

Ryuou2010121458

先手の羽生名人が▲4五歩と仕掛け、渡辺竜王が
△4三金右と上がった局面。先手の2七の飛車の位置
が、やや違和感を覚えるが、このポジションで仕掛けた
方が得と見たのだろう。先手の攻め、後手が受け止めて
カウンターを狙う展開がはっきりした。

チャット解説より
「2七飛型で仕掛けましたが、この飛車の位置のメリットと
デメリットを教えてください」(野月浩貴七段)
「メリットは2六に比べて当たりが弱いです。将来的に4四
角と飛車取りに打たれてからの、8筋からの継ぎ歩攻めが
厳しいです。2七飛型のデメリットは▲3五歩が突きにくい
点です。具体的には▲4五歩△同歩▲3五歩と行くと、△3
六角で馬を作られて失敗します」(阿久津主税七段)
15時10分頃、消費時間は▲羽生2時間44分△渡辺1時間55分。

(吟)