2011年8月31日 (水)

Ryuou2011083155

▲6六金が好手との評判だ。△7四竜は▲7五金△9四竜▲8五金
と竜を追い掛け回すのがよい。先手の角が間接的に2二の金を睨ん
でいるのも大きい。控え室ではあきらかに先手持ちの雰囲気だ。

(吟)

Ryuou2011083148

△6五角と久保が着手。△6五角までの消費時間は▲丸山3時間35分
△久保4時間14分。久保二冠の残りは1時間を切った。

記者が棋譜を取りに入ると久保二冠が記録机を覗き込む仕草を見せて
いた。△6五角に費やした時間を確認したかったのだろうか。△6五角は
23分の考慮で指された。

(吟)

Dsc_01931

Ryuou2011083146

《棋譜コメント46手目より》
明日対局の三浦八段が「では私はそろそろ」と腰を上げようとすると、すかさず木村八段が「ひろゆき簡単には帰さないよ。この手はどうだい」と聞く。そのやりとりが何度か繰り返され、とうとう木村八段は「もう聞くことなくなっちゃった」。と、そこへ△6二金が着手された。まったく検討に出ていなかったため、木村八段は「三浦さん、この手の意味を教えてください」。周囲も「三浦さんじゃなきゃわからないな」と持ち上げ、三浦八段はいまも控え室に残っている。

《棋譜コメント47手目より》
「最後に深浦さんの形勢判断を聞いて帰ります」(三浦八段)
「でも、もう一手見たくないですか?」(深浦九段)
「たしかに。△6二金と工夫したあとだからね」(木村八段)
帰ろうとする三浦八段と、帰したくない人たち。こちらの戦いも白熱している。
19時35分、三浦八段が他検討陣の粘りを押し切って控え室をあとにした。

(吟)