BS放送、二日目の夕方は2時間 16時前、解説会場ではNHK・BS放送のリハーサルが行われていた。二日目は16時から18時まで、2時間の生放送。ピンマイクの調整など、入念な準備が進んでいた。会場では対局室の全景は見えないが、スピーカーが対局室の音を拾っている。ギイ、パタという音が一定のリズムで響く。どうやら渡辺竜王が扇子を開閉させているようだ。 (マイクの調整中です)
大きな扇子、小さな扇子 写真はモニタに映る、15時40分頃の対局室の様子。二人が同時に扇子を使っている。食事の量が話題になる丸山九段だが、大きい扇子を使っていることでも知られる。渡辺竜王が使っている通常サイズの扇子と比べると、差がよくわかる。
千日手? 図は15時20分頃の局面。2筋で金銀がごつんとぶつかっている。こうした形は、金銀の打ち換えで千日手になりやすい。「ひょっとすると」「指し直しですか?」、控え室がざわめいている。郷田九段と広瀬七段が継ぎ盤を挟み検討中。板倉アナウンサーが検討の様子を見つめている。 15時25分、図から▲2三銀成△同金▲4二歩と局面が動いた。「これで千日手の可能性はだいぶ減りましたよ」と郷田九段。すかさず広瀬七段が「まだ油断できませんよ」と返した。
15時のおやつ 15時のおやつは、渡辺竜王がケーキ3つ(モンブラン、ショートケーキ、ショコラケーキ)とコーヒー。丸山九段がパパイアとマンゴー、アイスティー。アイスティーは本人の要望で、一日目の夕方からたくさんの量をポットに入れて出しているそうだ。数分後、おやつを運んだ仲居さんがケーキをお盆に載せて帰ってきた。渡辺竜王がコーヒーだけを所望したとのこと。すでにケーキを食べているような余裕はない、ということだろうか。