2013年8月15日 (木)

 

Ryuou201308150101_32図の32手目△3三桂の局面で昼食休憩に入りました。消費時間は▲郷田1時間17分、△森内43分。森内名人はひねり飛車を目指しています。対して、郷田九段は変わった駒組みを見せています。▲7六歩と角道を開けるのが序盤のセオリーですから7筋の歩を突かないのは大変珍しいです。

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序盤から郷田九段が駒組みに工夫を凝らしている。6八銀型が相掛かりでは珍しい形。銀は動かさず、角道を開けたときに備えておくのがよくある指し方だ。矢倉や角換わりのようには飛車先を受ける必要がない、駒組みの自由度が高い相掛かりならではの工夫といえるだろう。同じ形は山崎隆之八段が指しており、前期の挑戦者決定三番勝負第2局で確認することができる。

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右図が前期の挑戦者決定三番勝負第2局、▲山崎隆之七段(現八段)-△丸山忠久九段戦。ここから丸山九段が△9五歩▲同歩△9六歩▲同香△9五香と仕掛け、早い戦いに。対局開始からわずか30分ほどの出来事だった。

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森内名人は第1期から竜王戦に参加。第12期(1999年)に1組優勝、第16期(2003年)に羽生善治竜王(当時)に挑戦、4勝0敗で竜王位を奪取した。第22期(2009年)にも挑戦を果たしているが、七番勝負では渡辺明竜王に敗れている。1組以上在籍は通算16期。

郷田九段は本棋戦には第4期(1990年)から参加。2期連続優勝で1組に昇級したあとは、14期連続で1組を維持している。今期は佐藤康光九段に勝ち、初めて挑戦者決定三番勝負に進出した。