2014年7月15日 (火)
深浦が駒得
△5八銀成に▲4六飛と逃げた局面。ここは後手が金得です。大駒両取りはかかっていますが、ここで△1八角成と香を取って深浦良しと言われています。▲8二馬には△8五香が「歩打ちの香」で受けにくいからです。

中村の残り時間は13分
△8六桂に中村六段は50分!の考慮で▲7三角成と馬を作りました。残り時間は13分です。対する深浦九段は1時間49分も残しています。
中村六段は前回の藤森四段戦も19時44分(63手目▲3六飛)の時点で残り30分を切っていました。本局も長時間、秒読みで指す展開になりそうです。
中村が耐えきれるか
夕食休憩再開後、深浦九段は△3六角と打ちました。
△6九銀と合わせて、横からの攻めを強めています。△3六角以下、▲4八飛△6五歩▲3七角△6六歩▲同銀左と進んでいます。
後手は6筋の歩を使って先手の陣形を乱しました。ここ数手で縦と横から迫る筋を増やし、これ以上にはないほどの総攻撃の準備をしています。先手はその代償に飛車を守りに使い、持ち歩を4枚に増やして▲3七角と遊び駒を活用しました。先手はここをしのげば▲5五角の王手で形を乱したり、▲1三歩成△同香▲1四歩△同香▲1三歩など端で味をつけるのが楽しみになります。中村六段がここをうまく乗り切れるかがポイントです。










