2014年10月17日 (金)

13時30分、対局再開。糸谷七段は対局室に早めに戻り、森内竜王は13時34分ごろに対局室に戻った。森内竜王が腰を下ろすと、記録係の石田四段が「時間になっております」と告げる。森内竜王はしばらく盤面を見ていたが、やがて盤上に手を伸ばした。糸谷七段は険しい表情でその様子を追っていた。

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12時30分、図の局面で昼食休憩に入った。昼食は森内竜王がチーズバーガー、ホットティー。糸谷七段がクラブハウスサンドイッチ、本日のスープ(ターキーと野菜)、アイスコーヒー。対局は13時30分に再開される。

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20141016_45図は45手目▲1八香の局面。森内竜王が長考しています。佐藤康九段に角換わり腰掛け銀について聞きました。

「最近の角換わりは、手の待ち方が難しいです。飛車や金だけでなく、香の位置の組み合わせなのですが、それがどれといいのか、整理し切れていないのが現状です。そこが棋士にとっては面白いところなのですが、パッと見では何がなんなのか違いがわかりにくいですよね。
香を上がる手待ちは▲1八香、▲9八香、△1二香、△9二香、△9三香と5種類もあります。上がらないシンプルな形もあるので香だけでかなり選択肢はあり ます。玉側の香を上がると穴熊にできますが、9八香に△9七歩とたたかれて損するかもしれません。そういう細かさがあります。玉側の香上がりはマイナスイメージがあったのですが、プラスもあるとわかってきました。やはり穴熊にすれば1路遠くなりますから。
後手は一番いいときに△6五歩▲同歩△7三桂と攻められればベスト。飛車が4八にいるときが理想的です。というのは、先手が4筋を攻めているので2二玉は直撃にならないのです」

控室に差し入れが届いた。チョコレートで「祝第27期竜王戦」と文字が書かれたチーズケーキとロールケーキ。「料理の鉄人」に出演したこともあるシェフ、後藤雅司さんが作ったものとのこと。口にした関係者は「おいしい」とうなずいていた。

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