カテゴリ「第31期竜王戦七番勝負第1局」の記事 
2018年10月12日 (金)
2日目 対局開始
封じ手開封
封じ手は▲7四歩
封じ手は▲7四歩でした。
2日目 おはようございます
2018年10月11日 (木)
明日の大盤解説会
封じ手予想
封じ手予想は、渡辺明棋王が▲4五桂、島九段と阿久津八段が▲4七玉。
「▲4五桂を選びたいのは先を見通しやすく、ほかの手だと主導権を握りにくいからです。△2二銀なら▲5五銀左から攻めて後手が自信ないと思うので、△4四銀とかわすと思います。それなら桂が死なない形になるので、先手は右辺と左辺と絡めた攻めを一晩、考えることができますよね。▲4五桂では▲3五歩も考えましたが、△4四歩でどうでしょうか」(渡辺明棋王)
「このままだと味が悪いので、玉を早逃げする▲4七玉にします」(島九段)
「封じ手は聞かれると思っていたけど、見れば見るほどわからないです。▲4七玉が第一感でしたが、△4四歩でよくわからないんですよ。▲4五桂を防ぎながら▲3八玉に△3五歩を用意した意味で、先手の指す手が難しい。▲4七玉以外だと、▲6四歩は歩切れになりますし、▲7七桂は積極的過ぎて時間差の△6八歩(現局面の△8四飛では△6八歩も検討されていた)で味が悪く、▲7四歩△同飛▲7六歩は△同飛でも△8四飛でも難しいですね」(阿久津八段)
阿久津八段の読みを聞いていた島九段、「ここまで読むんですねぇ」と感心していた。
1日目終了
羽生竜王が封じる
18時、図の局面で羽生竜王が封じ手の意思表示をしました。49手目に使った時間は38分。1日目の消費時間は、▲羽生3時間23分、△広瀬4時間14分。対局は明日の9時に再開されます。