13時30分に対局が再開されました。羽生棋聖は再開の少し前に対局室に戻り、渡辺竜王は再開の時刻を少し過ぎてから戻りました。
カテゴリ「第30期竜王戦七番勝負第5局」の記事 
2017年12月 4日 (月)
１日目昼食休憩
12時30分、昼食休憩に入りました。昼食は両対局者とも黒豚カツカレー。黒豚は鹿児島名物です。渡辺竜王は辛さ控えめで注文したとのこと。対局は13時30分に再開されます。
穏やかな序盤戦
序盤の駒組みが続く段階で、まだ戦いは始まっていません。控室はのんびりとした雰囲気です。控室に届いた『将棋世界』最新号では、竜王戦七番勝負第３局が大々的に取り上げられています。
飯島七段の詰将棋
本局の新聞解説を務める飯島七段が、控室に揮毫色紙を持ってきていました。２日目の大盤解説会で次の一手クイズの景品になるそうです。詰将棋が書かれた色紙から、許可を得て１問を紹介します。
観戦記は読売新聞に掲載
本局の観戦記を担当するのは相崎修司さん。今日の読売新聞朝刊には、池田将之さんが執筆した七番勝負第３局の観戦記が掲載されています。
指宿白水館
対局場の指宿白水館は、広大な敷地に美しい庭園や多彩な浴場を有する和風旅館。タイトル戦が開催されるのは、前期竜王戦七番勝負第４局に続いて２回目となります。将棋を題材にした漫画『３月のライオン』では、劇中で行われたタイトル戦の開催地のモデルになりました。
１日目午前のおやつ
10時、対局室におやつが運ばれました。渡辺竜王はスフレ、「いぶすき路」、「湯豊もなか」、マンゴージュース、ホットコーヒー。羽生棋聖は「湯豊もなか」、ホットコーヒー。和菓子は地元の御菓子司鳥越屋のもの。「いぶすき路」はサツマイモを使った、シナモンの香り豊かな焼き菓子。「湯豊もなか」は自家製のダイダイを使っており、柑橘の爽やかな風味が楽しめます。
対局開始
定刻の９時、立会人の青野九段が「定刻になりましたので、挑戦者羽生棋聖の先手番でお願いします」と告げて対局が始まりました。
朝の対局室
８時46分、先に入室したのは羽生棋聖。下座に着き、「ふう」と息を吐いて目を閉じます。渡辺竜王は８時51分に入室。一礼を交わして渡辺竜王が駒箱を開け、対局の準備が始まりました。
