カテゴリ「第29期竜王戦七番勝負第6局」の記事 
封じ手開封
1日目の指し手再現
封じ手は▲5五角
対局2日目
大盤解説会情報
対局2日目の12月8日は、各地で大盤解説会が開催されます。
(東京・将棋会館は配管改修工事のため休館中です)
◆現地大盤解説会
<日時>12月8日(木)10時30分受付 11時開始
<場所>常磐ホテル コンベンションホール「富士」
<料金>2,000円(中学生以下無料)
<出演>野月浩貴七段、竹部さゆり女流三段(中村修九段と深浦康市九段もゲスト出演)
<問い合わせ>常磐ホテル TEL 055-254-3111
http://www.shogi.or.jp/event/2016/11/29_13.html#29-06
◆関西将棋会館大盤解説会
<日時>12月8日(木)16時30分受付 17時開始
<場所>関西将棋会館2階道場
<料金>一般 1,500円 支部・65歳以上・学生・女性・身障者 1,200円 中学生以下 700円
<出演>淡路仁茂九段、村田智穂女流二段
<問い合わせ>関西将棋会館道場 TEL 06-6451-0220
http://www.shogi.or.jp/school/kansai/doc/2016_ryuuou.pdf
◆JR新橋駅解説会
<日時>12月8日(木)18時開始
<場所>東京都港区JR新橋駅近くのラ・ピスタ軒下
<料金>無料
<出演>大内延介九段、藤森奈津子女流四段、梶浦宏孝四段
<問い合わせ>新橋商事株式会社 メディア事業部 TEL 03-3503-7339
http://www.faro.co.jp/business/event/161015_ryuo.html
封じ手予想
図は1日目終了時の局面。深浦九段は▲7三角が封じ手と予想しています。以下は深浦九段のコメントです。
◆深浦九段のコメント◆
丸山さんの△6五歩(38手目)が機敏でした。△5七桂成(44手目)もすごい踏み込みでしたね。攻めの手法として桂成りはあるのですが、成立する条件はそのときどきで違いますから。一方、渡辺さんも△6五歩(46手目)に▲2四桂と攻め合いました。受けに回る手もありそうでしたが、渡辺さんの棋風に合わなかったのだと思います。
封じ手の直前に▲2四歩(51手目)△同銀が入ったことで、後手玉は側面からの攻めに弱くなりましたから、先手は飛車を取れば速い攻めになりそうです。それを踏まえて、封じ手は▲7三角と予想します。以下△6一飛には▲7二銀でどうか。先手は△3九角と打たれたときに、攻めの速度で負けてはまずいですから、相当に忙しい局面といえます。1日目の指し手の早さから考えて、丸山さんのほうが自信を持って指しているのではないでしょうか。
1日目終了
渡辺竜王が封じる
進む指し手
1時間5分の長考で48手目△6六歩が指され、「先手が次の手を封じそう」という声もありましたが、そこからわずかな時間で▲3二桂成△同玉▲2四歩と進みました。18時まであと20分ほど。どこで封じ手になるのか、まったく予想できない状況です。