カテゴリ「第29期竜王戦七番勝負第2局」の記事 Feed

2016年10月27日 (木)

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9時に開始された対局は▲7六歩△3四歩▲2六歩△8八角成と進み、丸山九段得意の一手損角換わりになりました。
一手損角換わりというと、現在から99年前の1917年に阪田三吉贈名人・王将が土居市太郎名誉名人相手に指したことで知られます。その将棋は▲7六歩△3四歩▲2六歩△3二金▲2五歩△8八角成の進行でした。阪田優勢の将棋でしたが、逆転で土居名誉名人が制しました。

20161027_asa5 (定刻9時になり、森内九段が「定刻になりましたので、渡辺竜王の先手で対局を始めてください」と告げて対局が始まった)

20161027_watanabe3 (初手を指す渡辺明竜王)

20161027_maruyama1 (丸山忠久九段の2手目は△3四歩)

20161027_asa (駒を磨く川崎三段。それを見守る森内九段。ふたりはともに勝浦修九段門下)

20161027_asa2 (森内九段は初めての立会人とあって緊張の面持ち)

20161027_asa3 (渡辺竜王は8時52分、その1分後に丸山九段が対局室入り)

2016年10月26日 (水)

現地に着いた対局者は金属探知機による持ち物検査を済ませ、17時から検分が行われました。
今日は気温が高かったこともあり対局室は暑めでしたが、明日は大丈夫とのこと。検分は数分で終わりました。

20161026_kenbun1 (立会人の森内俊之九段、記録係の川崎直人三段、解説の鈴木大介八段)

20161026_watanabe (渡辺明竜王は駒台の位置を直す)

20161026_maruyama(駒を並べる丸山忠久九段)

対局者や関係者は新幹線で小田原駅に向かい、そこからバスで「箱根ホテル小涌園」で移動しました。

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20161026_odawara (小田原駅からはバスで移動した)

渡辺明竜王に丸山忠久九段が挑戦する第29期竜王戦七番勝負第2局は、10月27・28日(木・金)に神奈川県足柄下郡箱根町「箱根ホテル小涌園」で指されます。第1局は後手番の渡辺竜王が角換わりの急戦を制しました。第2局は渡辺竜王の先手番です。持ち時間は各8時間(2日制)で行われます。
立会人は森内俊之九段。解説は鈴木大介八段。記録係は川崎直人三段(勝浦修九段門下)。
大盤解説は中村太地六段、大盤聞き手は山口恵梨子女流二段。
観戦記は高野秀行六段が担当します。

本局の中継は棋譜・コメント入力を牛蒡、ブログを銀杏が担当します。
よろしくお願いいたします。

竜王戦中継サイト
囲碁・将棋 : カルチャー : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
箱根ホテル小涌園