永瀬四段、完勝。甲斐女流二冠、及ばず ▲甲斐女流二冠-△永瀬四段戦は、図の△4四銀で甲斐女流二冠が投了を告げた。後手玉に寄りはなく、先手は攻防ともに見込みはない。終局時刻は20時48分。消費時間は▲甲斐4時間57分、△永瀬4時間21分。 (終局直後。永瀬四段の顔から笑みがこぼれる) (文)
伊藤真四段、勝利 ▲清水女流六段-△伊藤真四段戦は、図の局面で清水女流六段が投了を告げた。投了以下は▲5五玉△6四銀以下即詰みとなる。終局は20時37分。消費時間は両者ともに4時間59分。 (終局直後。大盤解説会場で感想戦を行うため、すぐに移動することに) (文)
「詰んでもおかしくない」 ▲清水女流六段-△伊藤真四段戦はゴールが見えてきた。図の局面は「詰んでもおかしくない」と上野五段が言う。そのうえ先手玉を詰ます必要もないため、どうやら後手が勝ち筋に入ったようだ。 (文)
押し引き ▲大石四段-△矢内女流四段戦は、矢内女流四段が玉頭を制圧し、押しつぶすような攻撃を加えている。△7六桂は、銀を逃げればそこで△3五角、ということだろうか。矢内女流四段が攻勢をとっているが、まだ形勢ははっきりしていない。 (文)
里見女流三冠、苦しい展開 ▲里見女流三冠-△吉田四段戦は、20時過ぎに上の局面に。検討陣が想定していたのと同じ進行で、牧野光則四段いわく「さじを投げた」局面だという。現状、振り飛車がかなり苦しいようだ。 (牧野四段) (文)