(森内九段は席を外していた)
(凛)
(森内九段は席を外していた)
(凛)
(長考中の森内九段<右>)
控室では図から▲9八玉△6八銀成▲同銀(参考1図)でよう寄せるかを検討中です。
参考1図から△6九角成▲2三銀△8七金▲同玉△8六飛▲同玉△6八馬▲同金△8九飛成(参考2図)で先手玉は詰みのようにみえますが、▲8七角の逆王手があって先手の勝ち筋になります。
いまは参考1図から△8八歩を調べています。
(凛)
(渡辺竜王のおやつはモンブラン、ホットコーヒー。森内九段はありませんでした)
(凛)
現在は渡辺竜王が△7九銀(図)と打った局面です。この手は全ての人の見方、形勢判断をひっくり返す名手中の名手かもしれません。普通は▲同金ですが、△8七歩と打ち、▲9八玉は△7九飛成で後手玉は詰まず先手玉は受けが利かない形なのでハッキリ後手勝ち。そこで△7九銀▲同金△8七歩には▲7八玉(参考図)ですが、そこで△7六桂でも後手が良さそうですし、△7六歩もピッタリ詰めろ(最後△2七桂や△2九とも働いて詰む)なので後手が勝ちそう。つまり2通り勝ちがありそう、そういう検討がされています。
△7九銀に対して▲同金では▲9八玉も検討されていますが、△6八銀成(詰めろではない)▲2三歩(詰めろ)に一回△3二金と受けて後手が優勢です。
どうやら△7九銀で渡辺竜王が勝ちをつかみそうな感じです。この手は全く検討に上がっていなかった手で、渡辺竜王の底力を見せつけられた気持ちです。
(遠山雄亮四段)
14時から大盤解説会が始まりました。
(山崎七段<右>と室田女流初段)
(96手目△7九銀の局面で次の一手が出題されました。室田女流初段は▲同金を予想しました)
(足もとの悪い天気にもかかわらず、200人以上のファンが駆けつけている)
(凛)
(立命館大学将棋部の3人が控室に現れました)
(続いて昨日関西で対局だった戸辺誠五段が都成竜馬三段を連れて現れました)
(凛)
この手をみて控室では「ひぇ」という声があがった。
「これは勝ちましたねという手ですね」と山崎七段。
▲7九同金△8七歩▲7八玉△7六桂▲4九歩△同飛成(参考図)で後手玉が詰まないので後手の勝ち筋のようだ。
(再開直前の渡辺竜王)
(再開直前の森内九段)
(再開直後の対局室。前傾姿勢の両対局者)
(凛)
(明治時代、21代厳如上人が書かれた掛け軸)
(渉成園の名前の由来となった中国六朝時代の詩人陶淵明の「園日渉而成趣」の詞が書かれている屏風)
(凛)