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2011年7月 2日 (土)

ギリギリの受け

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▲4四銀に△3一金と引いて先手の竜を捕獲した局面。
怖い形だが、羽生棋聖はこれで余せると見ているのだろ
うか。

【Twitter解説】
及川拓馬>△3一金は凄い一手です。先ほどの▲3五桂には△同歩▲2四歩
△3四玉▲3五銀△4三玉で寄らないと見ているのでしょうか。△4三玉で△4
五玉は▲4六銀があります。

(吟)

17時25分頃の「古今伝授の間」

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17時25分、まだまだ明るい。夏の陽の長さを感じる。

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中庭まで入ることが出来るが静寂が守られている。

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(吟)

まだまだ蒸し暑い

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対局室へ風を送り続ける冷風機。両対局者とも
扇子を使ってパタパタと風を送る姿が何度もモニ
ター映る。

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襖絵が描かれている。海北友松(かいほうゆうしょう)
作の『竹林七賢』。貴重な一品である。

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(吟)

16時30分頃のモニター

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控室に置かれたモニター。右が先手の深浦九段。
▲2五歩と後手の玉頭から襲い掛かった局面。

【Twitter解説】
及川拓馬>深浦九段は強く▲2五歩と手を渡しました。
なるほど玉頭だけに嫌みな歩ですね。△同歩は▲4四
桂の筋がありますので、△7七歩成▲同金△8五桂でし
ょう。形勢ですが、後手が少し良いと思います。ただ▲2
五歩が好手で、1手の緩手で逆転するぐらいの差だと思
います。後手としては先手玉をある程度薄くしてから、△
4七歩成を決め手にしたいですね。

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ともに対局室カメラより。16時30分頃の両対局者。

(吟)

16時10分過ぎの控室

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16時10分にしてこの局面。激しい戦いとなっている。
2二の角が間接的に先手玉にニラミを利かせる。

【Twitter解説】
及川拓馬>なるほど、84手目△2二角が先手玉をに
らんで味の良い受けなんですね。先手はどこかで▲
4四桂△3一金▲3二銀△同金上▲同桂成△同金
▲2五歩を狙いたいです。

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「もはや終盤戦です」と飯塚七段。後ろの扇風機も大活躍。

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冷風機も大活躍。

(吟)

現地大盤解説会

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14時~15時まで解説をしていた飯塚七段と入れ替わりで
青野九段が登場。

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100名以上のファンの方が詰めかけ、後ろまでビッシリ。

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両対局者の色紙とともに次の一手の正解者にプレゼントされる、
梅田望夫氏の著書『どうして羽生さんだけが、そんなに強いんですか?』。

1回目の次の一手を正解されたのは7名。正解手は羽生棋聖の△7三桂。

(吟)

長考の一手

Kisei20110702_78 羽生棋聖は45分の長考で△7三桂と跳ねました。取られてしまいそうな駒を活用した一着です。
Kisei20110702_sanko2_2 控え室では△7三桂のところで△3六馬が良いのではないかと思われていましたが、▲8一竜△5八馬▲3一銀!(参考図)△同金▲2三歩△3二玉▲4四桂という攻めで後手危険という飯塚七段の解説がありました。銀を捨ててから▲2三歩は渡辺明竜王が指したことで話題になった手筋で、ここでも厳しい攻めとなっています。(銀杏)
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