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13時40分ごろ、1階の大盤解説会会場前では佐藤康九段がサインをしていた。これはサイン会……ではなく、ブールミッシュのお菓子を買った方へのサービス。将棋界でもめったにない貴重な記念品になることだろう。
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昼食は、羽生棋聖がビーフハンバーグステーキ、森内竜王が大エビフライカレーを注文した。森内竜王はタイトル戦の食事でカレーを好むことで知られる。
12時、図の局面で昼食休憩に入った。対局は13時に再開される。
11時30分ごろ、香川女流王将がニコニコ生放送に電話出演。通話中に指し手が進むと、「香川流だ」と声が上がった。香川女流王将が予想していた手だったようだ。予想していた本人が検討陣に話を聞きに行くと、「調べていませんでした」と佐藤九段。香川女流王将が継ぎ盤を離れると、佐藤九段が「全否定しちゃった、まずいかな」と話していた。
本局の立会人は佐藤康光九段。棋聖6期の実績を持ち、永世棋聖の有資格者だ。第73期(2002年)に初挑戦し、郷田真隆棋聖(当時)から棋聖位を奪取。以後6連覇を成し遂げた。羽生棋聖、森内竜王とはそれぞれ五番勝負で対戦している。
(控室で検討中の佐藤九段。香川女流王将が向かい側に座ると、「変えましょうか」と盤を回した)
毎年、棋聖戦の開催とともに開かれるのが「とよたふれあいこども将棋フェスティバル」。今年で10回目を数え、1階で指導対局や大盤解説会などさまざまなイベントが恒例になっている。午前中は将棋大会が行われ、子供たちが腕を競っていた。