70手目△6八銀(図)は控室の検討にありました。以下▲8三桂△8二玉▲9一桂成は、△7七銀成▲同銀△7九金▲同金△7七馬▲8八銀△7九竜▲7七銀△7八金(変化図)で先手玉に必至が掛かります。後手玉は詰まず、これは振り飛車の勝ちになります。居飛車穴熊相手に振り飛車が攻め勝つ変化がありました。
実戦は図から▲3四馬としました。これで難しい勝負と見られています。▲3四馬は▲8三桂の筋が消える(△8三同銀▲7三桂に△5一金寄ができる)のがデメリットですが、自陣に利かして攻防手です。
16時ごろ、「一手指したほうがよく見える」と声が上がる難しい戦い。勝又六段を中心に(1)▲2七歩△同飛成▲1六角△2二竜、(2)▲1五角△2九飛成▲3三角成といった順が検討されています。(2)が本命とのこと。
「互いに粘っこい攻め、粘っこい受けがあり、面白い将棋です」と勝又六段。
(日本将棋連盟沼津支部の方から控室に差し入れをいただいた)
(牛蒡)