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第80期棋聖戦五番勝負第3局

2009年6月27日 (土)

終局間近の声

9520090627 島九段「これはいい手です。羽生さんは一点差ゲームに強いので、木村さんは離して勝とうという方針なのでしょうね。」
豊川七段「△9一飛に▲9二歩と打たれて…これは厳しい。▲9三桂は木村さんらしい手でした」
阿久津七段「(控え室に戻ってきて)あれ?▲9三桂!これは終局が早いかもしれませんよ」
島九段「ええ、投了もあり得るかもしれません。しかし羽生さんですからね、何かひねり出してくれるでしょう」
豊川七段「進みましたね。△9一飛に▲8三銀成!渋い!うーん、自分だったらもう△3五歩から動いちゃう」

(烏)

大盤解説(2)

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(豊川七段と室田女流初段の大盤解説)

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(一手指すごとに壇上をおりるのが豊川流)

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豊川「90手目△1三歩の局面なんですが、センス良く攻めたいですね」
室田「どういった手がセンスの良い手なんですか?」
豊川「僕が聞こうと思ってたのに(笑)。積極的に行くなら▲2四桂。以下△同歩▲同歩△同銀に▲2三歩と叩いてどうでしょう?形勢はきっと羽生さんが苦しいですね」

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豊川「おっ、次の一手指しましたよ!これは渋い。渋谷の将棋指しだ」
室田「千駄ヶ谷じゃないんですか?」
豊川「千駄ヶ谷は渋谷区なんですよ。そうだ、みなさんここで次の一手考えてみてください。わかったら挙手!僕が個人的に扇子を差し上げます」
観客「先生、モニターに盤面が映っていますけど…」
豊川「…そうか。どうやら僕の扇子が助かりました(笑)」

(烏)

羽生、苦戦を意識?

9020090627 「じっと△1三歩。うーん、これは苦戦を意識した手じゃないでしょうか。▲1四桂と打たれる傷を抱えたままでは戦えないという…ええ、粘りに出た手だと思います」(阿久津七段)

(烏)

三浦八段が控え室に

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(三浦八段が控え室に。おみやげにハーゲンダッツを持ってきてくれた)

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「アイスですからね。溶けないうちに頂きましょう」(島九段)

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「三浦先生いただきまっす!どれがいいかな…」(豊川七段)

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(三浦八段はここまでの棋譜を並べ返すのに夢中。アイスはどんどん捌けていく)

(烏)

16時過ぎの控え室

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(烏)

大盤解説会(1)

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Kisei_500

(烏)

15時過ぎの控え室

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71手目▲7五歩まで。この手では▲1四歩(△1三歩~△1四歩の防ぎ)が有力と言われていましたが、△9五歩▲同歩△同香▲同香△6五桂▲同銀△9五角で先手難局のようです。

「先手良しかと思ったのですが、いやいやなかなか。当たり前ですが、羽生さんは頭がいいですね」(島九段)

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(烏)

15時のおやつ

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(羽生棋聖はフルーツ盛り、ホットコーヒー)

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(木村八段は、ジャスミン茶と青リンゴのムース。ホットコーヒー)

(烏)

指導対局(2)

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(烏)

指導対局(1)

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