午前９時、対局が始まりました。

（羽生善治棋聖の初手は▲７六歩）

（挑戦者・木村一基八段の２手目は△３四歩）

（翔）

おはようございます。本日もよろしくお願いいたします。

（午前６時頃）

（午前７時頃）

（波は穏やか）

（翔）

長い間、棋聖戦の担当記者を務めてこられた産経新聞の保坂勝吾さんに、将棋連盟から感謝を込めて四段免状が贈呈されました。

（烏）

棋士の皆さんに出だし４手の予想をうかがいました。

桐山清澄九段（立会人）
「▲７六歩△３四歩▲２六歩△３二金から、一手損角換わりになると思います」

安用寺孝功六段（副立会人）
「▲７六歩△３四歩までは100%。以下▲２六歩△８四歩から一手損角換わりになると思います」

東和男七段（観戦記担当）
「▲７六歩△８四歩▲６八銀△３四歩で普通の相矢倉になると予想します」

浦野真彦七段（ネット中継解説）
「▲２六歩△３四歩▲７六歩△３二金で一手損角換わりでしょう」

西川慶二七段（日本将棋連盟理事）
「▲７六歩△３四歩▲２六歩△８四歩で横歩取りではないでしょうか」

村田智穂女流初段（大盤解説会聞き手）
「▲７六歩△８四歩▲６八銀△３四歩。予想というより、がっぷり四つの矢倉が見たいです！」

（翔）

烏記者とともに第2局の模様をお届けします翔です。よろしくお願いいたします。

（前夜祭の最後に両対局者が壇上に揃う）

（司会の「両対局者に盛大な拍手をおねがいします」で一礼）

（両対局者が退室）

(翔)

（烏）

「当地での開催は14年目ということで、私自身も最初に棋聖戦が行われた平成８年で対局者として来させていただきまして、今回で６回目になります。
今までは徳島まで飛行機で来ていたのですが、今回は初めて神戸に出て明石海峡大橋を渡ってきました。バスで移動しながら、改めて淡路島の広さを実感しました。」（羽生棋聖）

「こちらに来たのは初めてなのですが、海が綺麗で感激しました。なんとなくですが、明日は良い将棋が指せそうなだなぁという気もします。あのー、棋聖戦は今回が２局目で、１局目は残念ながら負けてしまいました。ですから個人的には、なんとしても、どうしても、絶対っ！勝ちたいと思っています。」（木村八段）

（烏）

（右、立会の桐山清澄九段。左、記録係の福間貴斗二段）

桐山九段「福間君、駒が見当たらへんのやけど、あっちかいな」



福間二段「この下でしょうか？」
桐山九段「そうかそうか…ってこんなとこにはあらへんやろ(笑)」

（烏）

（烏）

(左・淡路サービスエリア名物の観覧車)

（右・石碑の前で。「修学旅行みたいですね」といわれて苦笑する両雄）

（左・微妙な距離感で歩く）

（烏）