
局面は先手優勢と見られています。
「△7一玉(60手目)や△4四飛(62手目)は攻める狙いのない手ですからね」と控室で検討する小林健九段。また「スーパー四間飛車」で知られる小林健九段は「△3三歩(38手目)が振り飛車党には指しづらい手ですが、きっと杉本六段は予定通りなのでしょう。藤井棋聖はこの手を予想していて、徐々にリードを広げていったように見えます。全く違う将棋になりますが、△3三桂のほうが振り飛車らしいです」と話します。
稲葉八段も「後手が少しずつ息苦しくなってきているように思います」と同調しています。

(ホテル1階のプール。現在は夏の開業に向けて清掃中だった)
(翔)