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56分の長考のあと、△7五飛▲6八玉△4四角▲6六銀△2五飛▲同飛△同桂と進みました。
山崎八段は小刻みに時間を使うのに対し、藤井棋聖は△4四角に27分を費やしたあと、ノータイムで飛車交換を選びました。自陣の隙を意に介さない順は、局面に自信を持っているからなのかもしれません。久保九段は△2五同桂に▲4八金を予想しました。「49手目▲8三角は、▲4八金△2八飛に▲3八角成を用意した一着だと思います」と解説します。(武蔵)