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2023年7月

2023年7月18日 (火)

現地大盤解説会とお家芸

Img_1281 解説の佐藤紳哉七段、聞き手の宮宗紫野女流二段が登壇。

Img_1291 5分ほどのオープニングトークでお客様も温まったところで……。

Img_1288 宮宗女流二段から早くもフリが!

Img_1299 佐藤紳七段のお家芸が炸裂。会場から拍手喝采。

Img_1303 そして奇跡が。ヅラが飛んだらマイクも飛んで音声が出なくなった。

Img_1314「しょうがないから盤面を進めましょう」ということで解説が始まった。

(八雲)

高島屋

高島屋のロビーを紹介します。

Img_1166 高島屋のロビーは270年前に建てられた庄屋屋敷を使用。国登録有形文化財だ。

Img_1164 レトロ調の喫茶スペースも設けられている。

Img_1158 中庭に面した廊下には昔の電話機なども飾られている。

(八雲)

対局再開

Img_1237 12時55分、佐々木七段が先に戻って来た。

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Img_1257 58分、藤井棋聖が入室。
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Img_1272 午後の戦いが始まった。

(八雲)

昼食休憩中の対局室

Img_1221 昼食休憩中の対局室。

Img_1223 休憩時の盤面(手前が先手)。

Img_1228 藤井棋聖の王将。

Img_1225 佐々木七段の玉将。

使用駒は高島屋所有の竹風作・菱湖書。
高島屋で行われる対局で長年使われており、幾多の名勝負を生んで来ました。

(八雲)

昼食休憩

202307183212時を回り、図の局面で佐々木七段が32分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲佐々木1時間13分、△藤井1時間28分。昼食の注文は、佐々木七段が「料理長渾身のキーマカレー」、藤井棋聖が「旬の毛ガニをたっぷり使ったカニクリームコロッケ~にしかん なないろ野菜のびっくりポテサラ添え~」。対局は13時に再開します。

昼食休憩の局面について屋敷九段に聞きました。
「佐々木七段が揺さぶりをかけたのですが、藤井棋聖は『来るなら来い』と堂々と対応しました。佐々木七段がそれに乗って動きを見せるのか、あるいはもうしばらく穏やかに進めるのか。序盤の駆け引きが続いていると思います」(屋敷九段)

20230718img_1213 佐々木七段の昼食。

20230718img_1207 藤井棋聖の昼食。

※写真の料理は撮影用に注文したものです。
(八雲)

高島屋界隈

対局が行われている高島屋は西蒲区の岩室温泉にあります。その界隈を紹介します。

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Img_1178 よい雰囲気の温泉街だ。

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Img_1181 周囲には歴史のある建物が散在している。

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Img_1191 新潟といえば米どころ。岩室温泉の周りの田んぼで出穂前の若い稲が元気に育っていた。

(八雲)

11時頃の局面

202307182911時頃の局面。手数は29手まで進んでいます。
図で△2三歩なら▲3四飛と横歩を取る狙いとみられています。その変化は後手がやや面白くないと見られており、藤井棋聖は△2三歩以外の手を考えていると思われます。ただ、展開によってはいきなり激しくなることもあるため、ここは時間をかけているようです。

Img_1156 控室の検討の様子。午前中から深いところまで検討されている。

(八雲)

前日の様子(動画・SankeiNews)

前日の両対局者の到着から検分、インタビューの様子が産経新聞社の公式YouTube動画で公開されていますので紹介します。

【藤井棋聖4連覇か、タイか ヒューリック杯棋聖戦 18日に第4局】(SankeiNews)
https://www.youtube.com/watch?v=-H4dwDeqizA

(八雲)

午前のおやつ

10時を回り、両対局者におやつが運ばれました。注文は佐々木大七段が飲み物のみで「アイス抹茶」、藤井聡棋聖が「フレーシュ ピーチベリー」と「アイスコーヒー」です。

20230718img_1150 佐々木大七段の注文。

20230718img_1141 藤井聡棋聖の注文。

※写真のおやつは撮影用に用意したものです。
(八雲)

対局開始 戦型は相掛かり

Img_1117 対局は定刻の9時に始まった。

Img_1120 佐々木七段の初手は▲2六歩。

Img_1125 藤井棋聖は定番のお茶を一口。

Img_1129 それから△8四歩と応じた。

20230718199時30分頃の局面。 
先手が浮き飛車に構えて、玉は互いに中住まい。現局面はすでに前例がなくなっています。この先、合流する可能性はあるようです。

(八雲)

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