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佐々木七段は59分の長考で▲7四銀と出ました。△5五銀なら激しくなりそうです。大橋七段は「一直線の変化に突入する可能性もあるので、ここは先まで読まないといけなかったですね。形勢はまだ難しいです」と話しています。
(検討する大橋貴洸七段)
(翔)
13時から大盤解説会が始まっています。事前申し込み制で、当日受付はありませんのでご注意ください。
(大盤解説会場)
(解説は副立会人の大橋貴洸七段)
(聞き手は村田智穂女流二段)
(「検討している途中で、自分が指した将棋と合流していることに気づきました」と笑う大橋七段)
(初手から解説を行った)
(休憩のあと、福崎文吾九段と井上慶太九段が登壇。冒頭から福崎九段が「立会人になるまでには面接があって……」と作り話を始めていた)
井上九段と本間七段の検討では▲7四銀△5五銀▲8三歩△同銀▲同銀成△同飛▲6一角△8二飛▲7二角成△同飛▲同銀不成△6六銀▲8二飛(変化図)と進みました。大盤解説から戻ってきた大橋七段は、その変化を聞くと、「もう少しねじり合いが続くかと思ったのですが、▲7四銀△5五銀と進むなら、互いに主張を通し合って一直線になりそうです」と、見解を述べています。(武蔵)
(藤井聡太棋聖)
(佐々木大地七段)
(再開直前の対局室)
(午後も先に対局室に向かったのは佐々木大地七段)
(藤井聡太棋聖も歩く)
(入室直前の藤井棋聖)
(藤井聡太棋聖の昼食は「淡路牛と淡路野菜のステーキ丼」「淡路島ぬーどるブイヤベース風スープ仕立て」をそれぞれハーフサイズで)
(淡路牛と淡路野菜のステーキ丼)
(淡路島ぬーどるブイヤベース風スープ仕立て)
(佐々木大地七段の昼食は淡路島牛丼とホットコーヒー。牛丼で使われている玉ねぎは淡路島特産物のひとつ)
38手目△5二金の局面で正午からの昼食休憩に入りました。消費時間は▲佐々木1時間4分、△藤井1時間33分(持ち時間各4時間)。
対局は13時に再開します。
水面下での決戦の変化もありつつも、局面は比較的穏やかに進んでいます。上の△5二金で△1四歩は、▲1五歩の端攻めがありました。
控室の検討はひと休みしています。
(「前夜祭のあいさつの動画がアップされています」と声を掛けられ、スマホで動画を見る井上慶太九段。「誰や。あの人かぁ。これ、撮影許可出してるん?」と言う井上九段に連盟職員が「はい、連盟から出しました」。井上九段「……そうか……」)
(11時半頃、ホテルから見える風景)
(福崎文吾九段、大橋貴洸七段の検討を村田智穂女流二段が見守る)
大橋七段が「そういえば、後手を持って指したことがあります」。準公式戦での対局だったため、データベースには残っていない、秘かなる前例がありました。上の局面から▲8五歩△7三桂▲8七金と進みました。
(井上慶太九段も検討に加わる)