沼津倶楽部の歴史は1907年、ミツワ石鹸2代目社長の三輪善兵衛が沼津市から約3000坪の土地を借用して建設された。近代和風建築の別邸「松岩亭」に始まりました。松岩亭は現在の沼津倶楽部和館になります。2006年、老朽化の進んだ建物を改修しつつ、二期倶楽部本館の建設を建築家で二冠と同姓同名の渡辺明さんの設計で宿泊棟が増築され、会員制ゲストハウス「千本松・沼津倶楽部」として再興されたのです。2014年には沼津倶楽部和館と長屋門国の有形文化財に登録されました。沼津倶楽部和館は現在、レストランやライブラリーとして利用されています。
(琵琶)