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図は55手目▲6五桂まで。郷田九段の歩交換に渡辺二冠は積極的に反発しています。角換わり腰掛け銀の中盤戦で両方の桂が中央に跳んでいくのは珍しいです。左の銀桂を守り駒ではなく、攻め駒として使っています。数年前までの角換わり腰掛け銀では考えにくかった発想です。バランス重視の駒組みが、このような指し方を可能にしています。(銀杏)
(攻めかかる渡辺二冠)