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2018年7月

2018年7月16日 (月)

ニコニコ生放送とAbemaTV

本局はニコニコ生放送とAbemaTVの将棋チャンネルでライブ中継されます。
・ニコニコ生放送
17日8時50分開場。
解説・聞き手は金井恒太六段、高浜愛子女流2級。
http://live.nicovideo.jp/gate/lv314183083

・AbemaTV
17日8時30分から。
解説・聞き手は佐藤天彦名人、藤森哲也五段、青嶋未来五段、塚田恵梨花女流1級。
https://abema.tv/channels/shogi/slots/DgPr38uqbjBwTM

第89期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第5局は7月17日対局

第89期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第5局の羽生善治棋聖-豊島将之八段戦は、7月17日(火)に東京都千代田区「都市センターホテル」で行われます。
羽生棋聖が11連覇して歴代一位となる17期目の棋聖獲得、そして通算100期目のタイトル獲得の偉業を成し遂げるか。豊島八段が初タイトル獲得、八大タイトルを8人で持ち合うことになるか。どちらが制しても、将棋界にとって大きな出来事になります。
対局は9時開始予定。持ち時間は各4時間。最終局となる本局は、あらためて羽生棋聖の振り歩先(5枚の歩を振って、歩が多い場合は羽生先手)による振り駒で先後を決めます。第4局まで先手側が4連勝。第5局は振り駒から注目されます。
立会人は島朗九段。記録係は岡井良樹三段(大野八一雄七段門下)。観戦記は田中幸道さんが務めます。
16日は移動日で、現地では検分と関係者による夕食会が開かれます。
本局の中継は、棋譜・コメント入力を八雲、ブログを銀杏が担当します。
よろしくお願いいたします。
(銀杏)

【将棋-産経ニュース】
http://www.sankei.com/life/newslist/shogi-n1.html
【ヒューリック株式会社】
https://www.hulic.co.jp/
【都市センターホテル】
https://www.rihga.co.jp/toshicenter/
【棋譜中継ページ】
http://live.shogi.or.jp/kisei/kifu/89/kisei201807170101.html

2018年7月10日 (火)

第5局は7月17日(火)に対局

Dsc_1595

五番勝負第4局は羽生棋聖が制し、決着は第5局に持ち越しとなりました。
第5局は、1週間後の7月17日(火)に東京都千代田区「都市センターホテル」で行われます。
本日はご観戦いただき、ありがとうございました。

(睡蓮)

感想戦

Dsc_1555_2 (大盤解説会場をあとにし、再び対局場に。少し先をいく羽生棋聖を豊島八段が追いかける)

Dsc_1559 (改めて初手から感想戦)

Dsc_1602(観戦記者の言葉に耳を傾ける豊島八段)

Dsc_1623

Dsc_1631

Dsc_1633(口元に手を当てて考え込む羽生棋聖)

Dsc_1637

Dsc_1645

(睡蓮)

大盤解説会場へ

主催者インタビュー後、両対局者は感想戦の前に大盤解説会場に出向きました。

Dsc_1491_2 (ファンの皆さんの大きな拍手が羽生棋聖と豊島八段を迎える)

Dsc_1497 (本局について感想を述べる羽生棋聖)

Dsc_1511 (豊島八段)

Dsc_1523(村山七段が進行役になって、大盤上での感想戦に。羽生棋聖は「いいですよ」といいつつ自ら駒を動かして熱心に検討していた)

(睡蓮)

終局直後

Dsc_1447 (羽生棋聖はコップの飲み物に口をつけていた)

Dsc_1453 (うつむきがちに主催者インタビューに答える)

◇羽生棋聖の談話

――本局を振り返っていかがですか?

羽生 ちょっと難しい展開だとは思ったんですが、ただ……。攻め込まれる展開になって、何かあったらまずいかなと思いながら指してましたね。

――ポイントになった局面はありますか?

羽生 いやー、何かちょっとそうですねー……。お昼休み前に▲2二歩(63手目)と打った手とかはもしかしたら危なかったのかもしれません。ほかに適当な手がちょっと分からなかったので。

――これで2勝2敗のタイになりました。来週に第5局ということになりまして、羽生棋聖に関しては棋聖11連覇、タイトル通算100期が懸かります。

羽生 最終局なので、悔いが残らないように指せたらいいなと思います。

Dsc_1485 (豊島八段。第4局で決めることはできなかった)

◇豊島八段の談話

――本局を振り返っていかがですか?

難しいかなと思って指していたんですが、途中からちょっとまずくなってしまって。元々まずかったのか、▲7五角(95手目)と打たれたときの対応を間違えたのかもしれません。

――序盤はかなりテンポよく指されていましたが、研究の範囲内だったのでしょうか?

豊島 そうですね。この形になったらこう指そうと思っていたので。

――70手目の△5五角で49分、続いて72手目の△6八銀で1時間17分。連続で長考されましたが、この辺りはご自分ではどのように感じられていたのでしょうか?

豊島 △6八銀と打つ手はかなり危ない手なので。ただ、△8五歩と単に合わせる手は自信がありませんでした。△6八銀もそこまでいける感じはしなかったんですけれども、仕方ないかなと。

――本局で敗れはしましたが、まだ来週の第5局に勝てば初タイトルです。意気込みをお願いできますでしょうか。

豊島 そうですね。気持ちを切り替えてまた頑張りたいと思います。

(睡蓮)

羽生棋聖が勝って最終局に

20180710a_3

この局面で豊島八段が投了しました。終局時刻は19時8分。消費時間は▲羽生3時間57分、△豊島3時間59分。羽生棋聖が勝って2勝2敗になり、決着は最終局に持ち越されました。第5局は7月17日(火)に東京都千代田区「都市センターホテル」で行われます。

(琵琶)

羽生棋聖が決めに出る

20180710v時刻は19時。現局面はまた羽生棋聖がはっきりよくなっています。あとはどう決めるかという状況のようです。残り時間はともに3分。

(睡蓮)

混沌

20180710u図は18時25分頃の局面。豊島八段は角銀との2枚換えで飛車を手にしてから△2二玉と7五角のラインをかわし、△6五桂と銀を取る手や△7一飛と自陣の飛車を活用する手を可能にしました。ここまで進むと先手がまとめきるのも簡単ではないようで、控室の森下九段と屋敷九段は混沌とした状況になってきたと話しています。

Dsc_1365 (豊島八段。巧みに粘ってチャンスを待つ)

(睡蓮)

羽生棋聖が優勢に

20180710s_2

図は17時35分頃の局面。先手が▲8六金と桂を取ったところです。ここで△6五桂は▲3三桂と打つ手が厳しいため(以下△3三同金は▲4二銀)、現状は後手の豊島八段がかなり苦しくなっていると見られています。

Dsc_1196 (羽生棋聖が一歩抜け出したようだ)

(睡蓮)

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