双方残り10分を切る
手数が100手になり大詰めを迎えつつあります。図は△6六桂と打ったところ。▲2六桂なら△6五桂と打って受けなしに追い込めます。
そこで示されているのは▲8四馬。▲6二飛の筋を作りながら馬を自陣に利かして頑張ろうという手です。先手は1七飛の横利きが通っているのも大きいです。時刻は19時30分を過ぎましたが、形勢はまだはっきりしていません。
村山七段は考慮中に残り10分を切り、▲5一馬と攻め味を見せながら▲6二飛の筋を作りました。▲8四馬よりも守りが薄いのがどう影響するか。永瀬六段は残り5分です。
(銀杏)